報道ステーション (ニュース)
鳥獣保護管理法では、住宅が集合している地域、広場・駅など人が集まる場所、建物・電車・自動車などでは猟銃による駆除は原則禁止。こうした市街地に熊が出没した場合には警察官が緊急性を判断して命じれば猟銃の使用可能。ただし、「人の生命・身体への具体的な危険が生じている」状況など。例えばクマが小学校の校庭に留まっていても現状猟銃の使用禁止。現場にハンターしかいない場合や捜索が広範囲に及び警察官が全てに同行できないケースも。法改正に向けた検討会では「ハンターの判断を一定程度尊重する方向で要件の緩和を模索すべき」という意見も出されていた。きょうの検討会では、市街地での銃による捕獲について、熊による人身被害のおそれが生じている状況では警察官がいない場合でも「緊急的・特例的に実施可能とする」など規制を緩和する方向性を概ね了承。