異色の経歴で警察官へ

2026年4月30日放送 4:38 - 4:43 TBS
THE TIME’ TIMEレポート

盾を使った訓練に励む福岡県警の第1機動隊。この春配属されたおよそ30人が基本的な動作を体に叩き込んでいく。その中で厳しく指導を受けている上田飛龍巡査。高校卒業後、福岡市内のホテルに就職し結婚式などで出す洋菓子を作っていたが、その日常を一変させたのがコロナ禍だった。「もっと直接的に人の役に立つ仕事をしたい」、苦悩の末に選んだのが警察官という全く別の道だった。福岡県警によると、採用試験の受験者数はこの10年でおよそ3分の1にまで減少。競争倍率も半分以下に落ち込んでいる。この危機的な状況を乗り越えようと、福岡県警が去年から導入したのが新たな採用枠。職務経験は2年以上、35歳までが対象で、試験ではこれまでの教養試験に代わりSPI試験を導入した。採用後は、警察学校や実習などを一定期間繰り返し、交番勤務などを経て各部門へ振り分けられていく流れ。
今月行われた警察学校の入校式、新ルートで夢を掴んだ人たちの姿があった。前職が消防士の山口尚祥巡査。30歳を超えてもなお夢を捨てきれず、警察官を志した。警察官の父に憧れて入校した大谷瞭菜巡査は、「以前は保育士をしていました。保育士経験を生かして交通安全教室や小学校、保育園に出向いて子供たちの安心安全と命を第一線で守っていける警察官になりたい」とコメントした。


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