相次ぐ不適切指導バス乗せず廊下に正座/大学生に聞く容認派反対派それぞれの意見/「体罰根絶」なぜできない?10年前と比較/体罰生み出す不正トライアングル体験談/無くならないワケ勝利至上主義どう思う?/勝利にこだわらない!?新たな大会ゆる部活/変わるスポーツ界9月スタート新たな法制度/保護者意識告発or容認それぞれの意見

2025年9月10日放送 8:55 - 9:28 テレビ朝日
羽鳥慎一モーニングショー ニュースをわかりやすく 羽鳥パネル

視聴者からLINEで質問・意見を募集している。パネルコーナーはTVer・ABEMAで配信中。
佐久長聖高校女子バスケ部であいさつができなかったとして部員15人中10人をバスに乗せず約7kmを歩いて移動させた。高校は顧問に厳重注意した。日本学生野球協会によると、高校14件大学3件で不祥事に対する処分を決定した。広陵高校ではコーチが廊下に正座させる不適切指導を行い3カ月の謹慎処分。2012年からスポーツ界で体罰根絶に向けた取り組みが進められいるが暴力・暴言の相談件数は増えている。
動機・正当化・機会の不正トライアングルがあり部活に置き換えると動機は選手の態度やプレーが気に入らない、機会は第三者の目が届きにくい、正当化は体罰がその子の未来のためになる。多くのスポーツがトーナメント制で失敗が許されない仕組み。強豪校などは大会で勝つことで学校の名を広め生徒を集めることができ、監督やコーチは常に結果を求められ必要以上に指導に熱が入ってしまうこともある。全日本柔道連盟は行き過ぎた勝利至上主義が散見されるとの認識を示し2022年度から小学生の時に大会を廃止。最近は勝ち負けを気にせず軽めの運動で汗を流すゆる部活が中高で広がる。ヒューマン・ライツ・ウォッチは日本に法律や制度によって暴力の防止を示す必要を指摘。そのため6月スポーツ基本法を改正し暴力等の防止を明記し9月1日施行。教育委員会などは暴力などの通報窓口を設置した。
神奈川県内の高校女子バレー部で監督が部員に対し体罰を行っていたことが判明し監督は懲戒解雇処分となった。静岡県内の高校男子サッカー部でコーチは部員に体罰を行ったことが保護者からの指摘で判明しコーチは指導停止になった。スポーツライターは中学生の硬式野球チーム監督時代厳しくない野球を目指したが監督として失格だと言われ選手が辞めてしまったこともある。小中学生のアメリカンフットボールのクラブチームで選手に対する体罰や暴言が行われていると保護者から告発があり指導者は辞職。しかし、保護者が復帰を求める嘆願書を提出し復帰した。保護者が体罰を許容する背景についてスポーツライターは「勝てるなら強くなるなら仕方ないと思っている保護者が一定数いる」と話した。


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