情報ライブ ミヤネ屋 (ニュース)
衆院・首相指名は現在集計中。田中真紀子さんは外交について「冒頭に言っていた『本音で話ができるという印象を持った』というのはお粗末で話にならないが、個人的には肝胆相照らすで相性が良いというのは非常にあると思う。私が外務大臣のときも相性というのは非常にあると思う。ただ、離れた目で見ると、石破さんは走って早くにトランプ次期大統領に合わない方が良いと思う。トランプさんはなかなか危険。いままで同盟国で作っていたようなTPPやパリ協定などから離脱するとか不協和音なので、ヨーロッパなどと足並みを揃えてよく見てからでないと自分で突発的に出ていってハイハイ言っていると引っ込みつかなくなる」などと言い、田崎さんは「それは1つのご意見でしょうけど、政府はできるだけ早く、石破さんもできるだけ早く会って個人的人間関係を作りたいと思っている。石破さんは高校時代、ゴルフクラブに入っていたけど国会議員になってからは一度もやっていないと言われている。だからゴルフでトランプさんと距離を縮めようとは全くしていない」などとコメントした。宮根さんは「家に招いたりするときは、相当厳しいやり合いなんかもあるんでしょ?」と聞くと、田中真紀子さんは「会談もやっていた。ブラジルのガイゼル大統領が目白に見えたり、中国もアメリカも、我々家族とも会うんですよ。すると仕事の話は官邸や公邸でやっているかも知れないが、うちに来るときは本当に家族的になり、キッシンジャーが来たときは大事に子どもために飾っていたチューリップを父がある日突然全部切っちゃって『ナンシー・キッシンジャーにあげてくれ』って言ってあげちゃったんだもん。そういう個人的なものも結構あるんですよ」などと話した。まもなく石破氏が総理大臣に指名される見込みだが、田崎さんは「補正予算通すにも予算を通すにも、どこかの政党の協力を得ないと過半数に達しないわけです。なので常に野党の協力を得られる状況にしておかないといけない」などと話した。石破総理で今後注目するポイントについて田中真紀子さんは「外交を一番注目している。財政も外交も弱いと見ているが、総理になる直前にアメリカの保守系のシンクタンクに石破さんは寄稿している。4つのポイントを言っており、『日米安保や地位協定の改定』『アメリカの核をシェアすること』『自衛隊をグアムに駐留させる』『アジア版NATOの創設』。トランプは全部これを歓迎しているでしょうね。日本の国会で国民の前で議論を十分に尽くさなくて良いのか?トランプと会った時にすぐに『全部やりましょう』と言われたらどうしますか?」などと話した。田中真紀子さんはここまでの予定だったが「気が変わった」とのこと出演続行。国民民主はきょう「年収の壁」の撤廃を調整していると公表した。