シューイチ 特シュー
昨日箱根駅伝予選会が行われた。予選会の10日前、東京国際大学を訪ねた。東京国際といえば2020年、初のシード権を獲得。史上初、3つの区間で新記録を叩き出し、東京国際は2018年から6年連続で箱根に出場する常連校に。しかし去年の予選会で当時1年生エースのリチャードエティーリがまさかの転倒。本来の実力を発揮できず、東京国際は14位で予選突破ならず。山梨学院とのタイム差は3秒。箱根出場の夢が叶わなかった選手たちは大会当日は走路員として沿道に立った。雪辱を果たすべくこの1年、4年生のキャプテンと副キャプテンがチームを牽引。チームの底上げを徹底。エティーリはさらに力をつけ、5000m、10000m、20km、ハーフマラソンの4種目で学生記録保持者になり、予選会トップ通過に期待がかかる。
東京国際大学のケニアからの留学生・エティーリの一人部屋を紹介。環境の異なる日本で支えとなっているのがトウモロコシなど穀物の粉とお湯を混ぜて作るケニアの主食「ウガリ」。留学生ランナー・リチャードエティーリの予選会の目標は「トップの景色を見てみたい。そして箱根出場権を獲得すること」。目標タイムは59分だということ。楠木選手は「しっかり箱根駅伝に繋げられるようなレースにしたい」などと話した。