スポーツ リアライブ〜SPORTS Real&Live〜 (スポーツニュース)
順天堂大学の箱根駅伝の戦いに密着。予選会で関東の大学43校中上位10校が本戦に出場できる。出場65回、総合優勝11回の名門・順天堂大学は去年大会で17位に終わりシード権を失った。チームの立て直しを図る長門監督は初代・山の神の今井正人をコーチに招いて改革を進めた。迎えた予選会、10位入賞で14年連続66回目の出場を決めた。11位との差は1秒だった。チームは本戦への準備に入る。最大の悩みは10人のメンバーに誰を選ぶか。抜擢された玉目は父を目標に陸上を続けている。
2024年12月、玉目は実業団や各大学のトップランナーが参加する大会で優勝を果たした。もう1人の期待の1年生・川原は高校まで長崎・五島列島で過ごした。高校最後の冬、長崎県代表で出た都道府県対抗駅伝では区間新記録の快走を見せた。
2025年1月、迎えた箱根駅伝本番。各大学のエース級の選手が走る花の2区を走るのは玉目。結果は区間16位と箱根の洗礼を浴びた。もう1人の1年生・川原も苦戦を強いられた。チームは13位で往路を終えた。だが復路で底力を見せる。7区でシード権圏内の8位に上がる。しかし10区で後続に追いつかれ4校が並びシード権争いは大激戦に。結果、順天堂大学は7秒差でシード権を逃した。