カンブリア宮殿 回さない!築地発”町寿司”の大逆襲
売り上げの2倍近い78億円の負債が発覚した玉寿司。当時銀行の勧めで投資した不動産の価格がバブル崩壊で大暴落し利息の返済だけで年間の利益が吹き飛んでいた。そこで中野里は中小企業再生支援協議会を頼り、銀行との交渉をバックアップしてくれることになった。玉寿司側は父・孝正の社長辞任と資産の処分を決定。銀行側からは約2000万円の年間利益を翌年から1億5000万円以上にすることという条件が提示された。再生計画書が銀行に受理されると負債の3分の1が免除され利息の支払いもストップしてもらえる。父からは経営では「捨て石」と「要石」を見極めることが必要だと言われたという。