自衛隊「無人偵察機」の全貌

2024年6月5日放送 16:22 - 16:31 日本テレビ
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中国による尖閣諸島への領海侵入や北朝鮮の核、ミサイル開発問題など、日本の安全保障は緊迫の度合いを深めている。航空自衛隊の基地にある無人偵察機「グローバルホーク」を運用する偵察航空隊の内部をメディアとして初取材した。青森県三沢市にある航空自衛隊三沢基地を拠点に活動する偵察航空隊。2022年に、130人態勢で編成された新しい部隊だ。日本周辺の警戒監視や情報収集を行っているとみられる。部隊が運用するグローバルホークは、アメリカ製で、1機あたりの値段は約170億円。パイロットは、地上から衛星通信などを介して機体を操縦する。グローバルホークは、戦闘機3機分の横幅があり、長い翼を活かして、約36時間の飛行が可能だ。従来の偵察機より、広範囲の情報収集が可能となった。グローバルホークの製造に関わった企業の技術者もいて、部隊は、アメリカ側のサポートを受けている。パイロットは、モニターを前に、キーボードとマウスを使って操縦する。飛行経路は、事前に入力してある。離陸の際は、機体の後ろにホークアイという車両がついて、操縦資格を持った隊員などが周囲の状況をパイロットに伝える。必要があれば、パイロットは、マウスの操作で機体を停止させることができる。離陸後は、設定した経路を飛行するが、他の航空機には注意が必要で、針路を任意の進行方向に変えることもできる。パイロットは皆、有人機で空を飛んだ経験がある。パイロットは、交代できるため、フライト中に食事や休憩をとることができ、撃墜されても搭乗員が死ぬことはない。整備なども、アメリカ側と一緒に行っている。


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