ノンストップ! (ノンストップ!)
舟木一夫さんの今年初ライブを独占取材。埼玉のコンサート会場前にはズラッと並んだマダムたち。大阪から来た方や6時から並んでいる方もいて、「乙女になります。18歳に戻ります」と話していた。この日の最低気温はマイナス4.5度だが、そんな寒さも興奮で吹き飛ばすのが舟木さん。彼は高校三年生でミリオンヒットデビューし、橋さんらと共に御三家と呼ばれ一斉を風靡した。入待ちのファンの前で撮影会のサービスをすると、マダムたちは大興奮。
舟木さんの魅力を聞かれると「全部」と口々に答えるマダムたち。舟木部屋を持つ熱心なファンも。そんなファンに見守られながらコンサートがスタート。往年の名曲を歌ったり、MCでファンを気遣う場面も。さらにスタンディングを促し会場を盛り上げた。平均年齢の高い会場だが、皆ライブに行った後はビタミンFで元気になると話す。ビタミンFとは舟木さんのイニシャルをもじったファンだけの魔法の栄養素。
舟木さんにファンを元気にする秘訣をきく。ライブ用の体を維持するため、去年は54ステージに立ったそう。また、「いつまで一緒に楽しめるのか」という思いを60年来のファンと共有しているからこそ全てのステージに情熱を注いでいるという。さらに、ファンとともに青春を駆け抜けたデビュー曲高校三年生は、アレンジを絶対にしないと話した。舟木さんの声とファンの耳、互いに62年の時を越えた高校三年生が会場に響き、コンサートはスタンディングオベーションに包まれ終演。「50:50のバランスでいけるところまでいこうということ」と舟木さんは口にし、取材終了。