Nスタ （ニュース）
今日の参議院予算委員会。野党からは政府に対する注文が相次いだ。消費税の減税に、ガソリン税の暫定税率の廃止と減税に関する要求。少数与党として新年度予算案を成立させるため、野党の主張を相次いで受け入れた石破政権。焦点の一つだった年収103万円の壁は160万円まで引き上げ、1人当たり2〜3万円減税することになった。政府が行った減税政策、物価高が続く中、街の人はどう捉えているか聞いた。一方で、政府にとっては税収が減る痛手となる。それでも野党が減税を優先するべきだと追及するのに対し、石破総理は理解を求めた。野党から相次ぐ減税圧力。自民党内からは「夏の参院選を見据え、改革に後ろ向きな石破総理と印象づけようとしている」との恨み節もあがる。先月、政策コンテストで候補者ではなく公約に投票するという新たな選挙制度を提案し、最優秀賞を受賞した高校生を前に石破総理は「（政治家は）どうしてもウケること言いたがるんだよね、みんな」と、苦しい政権運営が続く中ぼやきは止まりそうにない。