ひるおび! JNN NEWS
本の帯に自分の思い出を綴って写真を登録し、他の人の思い出を読んで自分が持ち寄った本と交換する「思い出書店」という試みが行われている。文化庁によると月に1冊も本を読まない人は62.6%に上るといい、書店数も20年で半減するとともに1日あたり1県のペースで減少が続いていることで全国の27.9%の自治体には書店はない状況となってしまっているという。(出版文化産業振興財団調べ)思い出書店を運営する森石豊氏は本を身近な存在にする事を志していて、本に触れる場所を街の至る所に点在させることに繋がると話している。東京・千代田区のほんまる神保町はシェア型の書店で棚のオーナーとして自分の選んだ本を売ることができるのが特徴となっているなど、様々な試みが行われている。一方、思い出書店では前の所有者の感想などが記載された様子が見られ、思い出を通じて本と出会える新たな場所を提案している。