首都圏ネットワーク (ニュース)
道玄坂などで見られる落書きやステッカーを条例で禁止している東京・渋谷区では書かれてしまった落書きを消す対策も進めている。渋谷区にキャンパスがある大学の学生およそ100人がボランティアで参加。駅周辺で活動した。しかし、消しても消しても書かれてしまう落書きに対し、渋谷区は3年前から街なかで見つけた落書きをLINEなどで送ってもらい速やかに消去しようという取り組みを始めている。こうした取り組みでことし3月までの3年間で1000か所余り、面積にしておよそ1万2000平方メートルの落書きを消すことができたという。しかし業者にも依頼しているためかかったコストはこの3年間でおよそ2億8000万円に上るという。渋谷区環境整備課 吉澤卓哉課長は、街に来る方が渋谷の街に愛着を持っていただけるように環境づくりと啓発を続けていきたいと話した。