西宮市消防局 記憶伝えるネガフィルム

2025年1月15日放送 11:40 - 11:44 TBS
ひるおび JNN NEWS

阪神淡路大震災からあさってで30年。西宮市消防局に発災当時の活動を記録したネガフィルムが保管されていることがわかった。1995年1月17日午前5時46分、最大震度7の揺れが兵庫県を中心に関西地方を襲った。6434人が死亡した。兵庫県西宮市では、1146人が死亡した。西宮市消防局に保管されていたのは、当時撮影された53本のネガフィルム。現像すると、写真1363枚にのぼった。当時の救助活動の様子が記録されていた。撮影した隊員は後に、事後検証のためにも記録は重要としながらも、胸が詰まりシャッターを切れない現場もあったと語っている。西宮市消防局では、発災当時に在籍していた職員が全体の約12%にまで減少しているため、震災を知らない世代への研修を定期的に実施している。西宮市消防局は今後も活動記録を活用し、発生が予想される南海トラフ地震などに備え、市民や職員などに啓発していきたいとしている。


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