ワールドビジネスサテライト (ニュース)
ピクテ・ジャパンの市川眞一は、この自民党総裁選候補者以外に陰の主役、隠れた主役が2つあると解説。1つは「野党」で、いま自民・公明の与党では、衆参両院において過半数は割っている。ただ来年、通常国会で2026年度予算を成立させることを考えるとですねやはり両方で少数では予算成立がおぼつかなくなるので年内に連立の枠組み拡大が非常に重要なポイントになってくる。対象になってくるのは日本維新の会か国民民主党だとすると、その2党との間にしっかりパイプを持ってる人を選ぼうという流れも出てくる。もう1つは現職の石破総理で、昨年の総裁選で党員70万票のうち20万票を石破さんが取っている。今回この票がどこに行くのかによって党員票の優劣が決まってくる。石破政権をこの1年間支えてきたのは林官房長官、小泉進次郎農水大臣の2人で、総裁選は高市氏と小泉氏の一騎打ちに林さんが食い込んでくる可能性が十分あると推測した。
