所さん! 事件ですよ 所さん!事件ですよ
今年の夏、神奈川・横須賀市の横須賀市消防局の指令センターに異臭の通報が相次いだ。7分後に消防隊が現場に到着。しかし臭いは跡形もなく消えていた。異臭の通報があいつ不要になったのは2020年6月くらいからだという。この4年間の通報件数は約400件。時間、時期、場所もバラバラで発生源は謎に包まれたまま。当初、神奈川県は採取した空気からガソリン成分が検出したと発表。しかし新しい手がかりが見つかった。分析を続けてきた神奈川県環境科学センターの武田麻由子は「メルカプタンではないか?」などと話した。メルカプタンがガスについている臭い。横浜地方気象台で異臭の通報があった20日間の気象データをリストアップしてもらい風向きをチェックした。すると海から風が吹いていることがわかった。海を調べてみると原油タンカーを発見。原油タンカーは洋上でガスを抜く作業がある。しかしこの作業は陸から60km離れた場所で行っているという。さらに調査を進めると、横須賀の北東沖に謎の黒煙が上がっている事がわかった。この黒煙は海上災害防止センター消防演習場から出ている煙だという事がわかった。ガスが出てから1秒もしない間に火をつけるので臭いはしないという。ニオイの発生源の特定はできなかった