列島ニュース 松山局 昼のニュース
警察の仕事に興味を持ってもらおうと地元の高校生などに機動隊の訓練を体験してもらう催しが愛媛・東温市で開かれた。愛媛県警察本部が開いた今日の体験会には地元の高校生など約30人が参加した。初めに愛媛県警察本部の森兼徳公安課長が「自然災害やテロなどの危機に備える警備警察は『治安の最後の砦』とも呼ばれる。体験会を通じて治安のプロの素顔に直接触れてほしい」と挨拶した。続いて参加者たちは災害現場で救助にあたるための特別な車両や、警察官が車の上に乗って活動する”DJポリス”が使用する車両などを見学した。さらに参加者たちは山岳救助の訓練用に設けられた高さ12mほどのタワーから機動隊員の指示のもと、専用の装備を着けた上でロープを使って滑り降りる体験をしていた。警察によると、愛媛県警の志願者数は減少傾向にあるという。