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秋も深まりさつまいもが美味しい季節。いまは毎年のように新品種が登場している。そんな中、去年登録された新品種「きみまろこ」。栽培する農家が少ないさつまいもだそうで、最大の特徴は真っ白な見た目。加熱して割ってみると中は濃い黄色。名前の通り卵“きみ”のような鮮やかな色に、繊維質が少ないまろやかな食感も魅力。「きみまろこ」を開発した企業は「さつまいもで紫の皮とかっていうのが当たり前。そういう常識も変えたいという思いも1つある。開発に10年かかっている」という。
ある店では売上が10年で2倍になるなどいまブームになっているのが「干しいも」。その干しいもが特産品の茨城県のアンテナショップ「IBARAKI sense」に行くと、干しいもがずらりと並んでいる。実は茨城県は干しいもの産出額が全国1位で、店には常に30種類以上が並んでいる。体に気を使うマッチョの人たちにも人気。さつまいもは食物繊維やカリウムが豊富。水分を抜くことで栄養素が凝縮され、100グラムあたりの食物繊維が約2.7倍となる。しかも100グラムあたりの干しいもの食物繊維はバナナの7倍以上。手軽に栄養補給できることからプロのアスリートも注目している。「もぐもぐタイム」でおなじみの北京五輪・銀メダルのカーリング女子「ロコ・ソラーレ」や、サッカー日本代表も試合中や練習後に干しいもで栄養補給しているという。体作りを気にする人に注目されている干しいもが「フィジーモ」。一般的な干しいもの乾燥時間は3日程度のところをじっくり10日ほどかけて乾燥させている。焼いてもよし、干してもよしのさつまいも。スーパーで美味しいさつまいもの見分け方や、家でも焼き立てのさつまいもを再現できるスゴ技を紹介する。
