全力取材!JRのウラ側 鉄道車両の製造のウラ側
車両製造の裏側を全力取材。今回製造するのは京成電鉄の最新ステンレス車両「3200形」。列車の部品は、車輪などの車体や座席が取り付けられる床、空調機器・パンタグラフが設置される屋根、窓・ドアが取り付けられる側面が2枚、車両の顔となる先頭部と連結部、合計6枚のパーツを組立ステージまで運び、組み合わせていく。その方法は2代のクレーンを使ってパネルを持ち上げる。クレーンのオペレーター同士が息を合わせるという職人技でまずは床を運搬。息を合わせて同時に動き出す。慎重に少しずつ下ろしていく。床の次は側面に2枚。こちらもクレーンで持ち上げる。1枚だと薄いが組み上がると強度が増し、軽量化も実現できる。