ニュースウオッチ9 参院選2025
躍進した参政党。支持者に話を聞くと「日本人ファーストが刺さっている」などと話していて、参政党を知ったきっかけとして多くの人があげたのがSNSとYouTubeだった。参政党は、各地の地方議会議員がSNSで情報発信していた。参政党が国政政党となった2022年末時点では、所属地方議員は12人だった。(地方公共団体の議会の議員及び長の所属党派別人員調等より)その後議席をのばし、今回の参院選では公示日時点で公認候補、所属議員あわせて210人に。そのうち9割以上がSNSで参政党に関する投稿拡散。さらに一般の人による拡散も。その中にはフォロワー10万人以上の配信者も。政治に関する動画を配信している佐川さんは、この日TikTokで演説の様子を2時間生配信していて、視聴者は一時1500人超。佐川さんは「急上昇している参政党に目をつけた」などと話した。さらに切り抜き動画も増え、参政党関連動画の再生回数は今月だけで1億5500万回。専門家は「政治に興味がなかった層がかなり入ってきた可能性が高い」などと指摘。