列島ニュース (金沢局 昼のニュース)
元日の能登半島地震で海底が隆起し岸壁が壊れるなどの被害が出た石川県輪島市の輪島港で、地震後としては初めてとなる刺し網漁の水揚げが行われ、漁業者からは再開できた喜びの声が聞かれた。輪島港では今月8日のズワイガニ漁により10か月ぶりに本格的な漁が再開したが、本来ならば一年を通し行われる刺し網漁も去年の年末以来の水揚げとなった。一方、港の岸壁は地震で2m近く隆起し、水揚げは海に浮かぶ仮の桟橋が使われるが桟橋から岸壁に水揚げするベルトコンベアーの数が3つに限られるなど、制約がある中で作業が行われていた。