連立の行方 高市“総理”に暗雲

2025年10月8日放送 16:57 - 17:04 TBS
Nスタ 山形純菜の3コマ解説

きのう、自民・高市早苗総裁と公明・斉藤鉄夫代表の会談を行ったが結論は出ず、継続協議となった。公明側は政治とカネ、歴史認識、過度な外国人排斥について懸念が解消できなければ連立政権は組めないとの考えを示していた。きのうの会談後、高市総裁は「2点については気持ちは共有できた」と述べた。また、靖国神社への参拝は見送ることで調整していると報じられた。岩田夏弥は「公明党内からはブラフではなく本気度が高いという意見が出ている。政治とカネの問題に公明党はこだわっている。衆議院選挙、参議院選挙で公明党も与党の一員ということで大きな議席を減らした」などと解説した。ハロルド・ジョージ・メイは「政治とカネは国民の意識が高い課題であることは間違いない。二十何年間、与党だった公明党がいきなり野党になるのは色んな妨げがあると思う」とコメントした。
自民と国民民主党は経済政策で年収の壁引き上げ、ガソリン税前提税率廃止など共通点がある。公明との連立が続き、国民が連携すると衆議院の過半数を超えることになるが、公明との連立がなくなると過半数割れしてしまう状況。岩田夏弥は「国民民主党は政策の実現が大事だと強調していて自民党との話し合いもしている。公明党が連立を離れるとなれば自民党と国民だけでは過半数に行かず政策の実現が危うい。公明党と自民党がどうなるのか、野党側も注目している」と解説した。
きょう午前、立憲・安住淳幹事長と国民・榛葉賀津也幹事長が国会内で会談。総理指名選挙について、安住幹事長は「野田代表にはこだわらず、玉木代表も有力な候補」と伝えた。岩田夏弥は「国民が自民に近づいているように見えるところをけん制するのもあるが、安住さん自身は物価高対策と政治改革の2本柱を立てて、早急に結論を出すための内閣を野党3党を中心にやったらどうかと話している。実現可能性もゼロではない」などと解説した。ハロルド・ジョージ・メイは「連立の使い方が進化している。海外でも静かな連立があり、政策ごとに基本合意はすることは普通」などとコメントした。


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