ひるおび JNN NEWS
長崎県南部には今朝から線状降水帯による激しい雨が降り続き、南島原市では午前6時までの1時間に約80ミリの猛烈な雨が降った。これにより土砂崩れや道路の冠水が相次いでいる。午前6時20分頃には落雷で2階建ての建物が燃えているとの通報もあった。この家には90代の母親と70代の息子がいたがけがはなかった。熊本でも今朝天草・芦北地方で線状降水帯が発生し、苓北町の雨量計で1時間に122ミリの猛烈な雨を観測した。県内では土砂崩れや倒木の影響で一時通行止となったばしょもあったがこれまでのところけが人や住宅被害は確認されていない。島根県や鳥取県でも昼過ぎにかけて線状降水帯が発生し大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性がある。今日は秋雨前線が活発化しながら南下する影響で西日本から北日本の広い範囲で大気が不安定になる見込み。関東地方でも午後は局地的に雷を伴う激しい雨が降る見込みで、夜にかけて北陸や東北で雨足が強まる時間帯がある。明日正午までの24時間雨量の予想は九州南部で180ミリ、九州北部で100ミリ、中国地方で120ミリ、関東甲信越・北陸で100ミリ、北海道で80ミリとなっている。