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ウォーターレタスの大繁殖が問題になっている。特定外来生物に指定されているウォーターレタスは、アフリカ原産とされる多年生の水草でボタンウキクサとも呼ばれる。1920年代、沖縄、小笠原諸島に観賞用として持ち込まれ、その後、全国的にホームセンターなどで販売された。ウォーターレタスはとても繁殖力が強く増殖速度もとても速い。当初は西日本を中心に確認されるようになり、関東より西では1990年代から範囲が拡大。去年1月時点で32都府県で確認されている。日本各地に広がった理由について環境省の自然環境局外来生物対策室によると、庭の池などにあったものが大雨などで流出し、屋外で繁殖していったと考えられるという。かつて大阪・淀川で大繁殖し問題となった際には除去に成功。おおさか環農水研・山本義彦主任研究員は「冬になると枯れる植物であるので、冬の間に少ない状況で除去したり、春に見つけ次第除去する対策が非常に重要」と話している。