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「災害ボランティア」「ハイパーレスキュー」「171」「カセットコンロ」は1995年の阪神淡路大震災を教訓に生まれたり発展したりしたもの。1月17日震災から30年となったが、当時はボランティアの経験がない人も多かった時代。この年は1年間で延べ140万人がボランティアとして働きボランティア元年と呼ばれている。また、震災の翌年96年に誕生したのが東京消防庁のハイパーレスキュー。その後の災害でも活躍している。更に、震災当時電話は仮復旧まででもおよそ2週間かかったことから災害用伝言ダイヤル171が生まれ、現在はweb171などネットでも使えるサービスに発展している。そして、カセットコンロとボンベ。避難所に持ち込まれたものが寸法が合わなくて使えないといった困り事が多数あった。こうした声が規格の見直しを後押し。現在でもメーカー指定のボンベを使うのが原則だが、いざという時にはメーカーが違っても使えるようになっているという。主に木造の一戸建てにつけられ地震の被害を抑える制震ダンパー。住友ゴムでは去年の能登半島地震で震度6弱以上のエリアに設置されていた517棟が全半壊ゼロだったというが、このダンパーも大震災の被害を教訓に発展したものの1つ。