首都圏ネットワーク (ニュース)
日中の人口が多い千代田区で首都直下地震が起きて帰宅困難者が発生したという想定の訓練が行われた。区内で震度7が観測され公共交通機関が使えなくなり帰宅困難者が発生したという想定で都や区の職員のほか鉄道事業者などが参加した。訓練では東京都が開発中の帰宅困難者の避難誘導に携帯電話の位置情報を活用するシステムを使用。担当の職員が提示したQRコードを参加者が読み込み一時滞在施設の場所などを確認していた。その後、施設に移動し、デモ用のサイトに名前や年齢などを打ち込んで受け付けを済ませていた。千代田区に住む人はおよそ7万人だが、官庁や企業、大学などが集まり、日中の人口はおよそ90万人となることから地震の際には大勢の帰宅困難者が発生すると想定されている。