高島野十郎の油絵

2026年5月17日放送 13:42 - 13:52 テレビ東京
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依頼人・中野さんの自宅には絵画が60点以上。ネットオークションで集めたという。依頼の品は高島野十郎の油絵。野十郎と親交があった画家の鑑定書がついているという。高島野十郎は画壇に属さず、家庭ももたず、絵が売れることさえ望まず、極貧の中に生きた孤高の画家。1890年、福岡県久留米市の裕福な造り酒屋に生まれ、中学の頃から絵に親しみ、美術学校への進学を夢見るも父の許しが得られず、東京帝国大学の水産学科に進学。在学中に描いたとされる自画像も残されている。学業は特待生に選ばれるほど優秀で主席で卒業。学者としての前途も嘱望されたが、安定した道を捨て、画家として生きることを決意した。60年に渡る画業の中でありふれた風景や静物を描き続けた。生涯住処を転々と変えた末、千葉県柏市にアトリエを構えたのは70歳のとき。水道も電気もガスもなかったが、パラダイスと呼び、「晴耕雨描」の日々を過ごした。この頃好んで描いたのが「月」。野十郎は1975年に85歳で亡くなった。野十郎の名が世に知られたのは1980年のこと。福岡県で開催された郷土出身画家の展覧会に「すいれんの池」が出品され騒然となった。依頼品は高島野十郎の静物画。


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