- 出演者
- 土屋伸之(ナイツ)
これまでの流れの通りに最初は年表から確認。今回は最終回の現代美術。ピカソとマティスはこれまで通りの目に見みえる世界ではなく目に見えない世界を描いてきたということをやってきたと解説した。
ピカソはスペインに生まれて幼い頃から画才に恵まれており、神童と呼ばれていたという。美術学校で古典的な絵画を学び、16歳の頃に「科学と慈愛」を描いた。19歳でパリに出たが思うように絵は売れなかったという。20代の半ばに「アヴィニョンの娘たち」という革命的な作品を出したという。この作品からピカソはキュビスムという手法を取り入れたという。
ナチス・ドイツがスペインの街を攻撃して大きな被害が出た。それを受けてピカソが描いたのが「ゲルニカ」だったという。田中久美子は「言葉が違っても場所が違っても時代が違っても私たちが感じることができるのが芸術の強さ」と作品について語った。
次はマティスを特集。マティスは北フランスに生まれて、美術学校では古典的な技法を学んだという。その後、画風は大きく変わっていった。背景には南フランスへの旅があり、色彩に大きな関心を持つようになったという。そして30代になって「帽子の女」という作品を出したという。さらに色の調和を突き詰めた作品が「赤の調和、赤い室内」だと解説した。
最後に紹介するのはダリ。ダリはシュルレアリスムという無意識や夢、不条理を重視した作品を出してきたという。そこでダリの作品「記憶の固執」が紹介されて、田中久美子が作品について解説した。
土屋伸之にシュルレアリスムの手法のひとつであるオートマティスムを体験してもらう。オートマティスムとは理性や既成概念を手放し無意識の世界を表現するシュルレアリスムの手法だという。土屋伸之には目隠しして2分間体験してもらった。完成して作品について土屋伸之は「人いないですか?」と感想を語った。
西洋美術ニュース。今回は裸婦像を取り上げる。始まりはギリシャ時代で、人々は神の姿に託して人間美を追求していったという。ルネサンス期のティツィアーノは、生身の女性のように描いており、19世紀初頭のアングルは絵画としての構図の美しさが特徴、マネは実際の女性の裸婦を描いて論争を招いたという。他にもルノワールやピカソの裸婦が紹介された。
スタジオでは今回が最終回だと話題になり、田中久美子は「やっぱりアートは素晴らしい」と語り、土屋伸之は「学びがいっぱい詰まった12回だった」と語った。
「NHK3か月でマスターする 西洋美術」の宣伝。
