高齢化先進国ニッポン 利用が拡大 エイジテック

2025年8月21日放送 6:44 - 6:53 テレビ東京
モーサテ 大浜見聞録!

85歳で一人暮らしの女性は、企業の依頼で高齢者向けのデジタルサービスを積極的に試している。使っているのはNTTデータが提供する「ボイスタ!」。アマゾンドットコムの音声認識AI「アレクサ」を搭載し、声で簡単に操作できるのが特徴。NTTデータは高齢者を社会全体で見守るサービスとして普及を目指している。スタートアップ「ルービック」の山中亨CEOは、NTTデータの紹介で女性に自社の技術を試してもらうことにした。散歩しながらスマホの地図画面上のスイッチを下げて話すと、地点ごとに写真撮影と録音ができる。あっという間に独自の音声つき散歩ガイドができた。ルービックは年内のサービス開始を目指している。高齢者が楽しく安全に外出するきっかけになればと期待している。
デジタル機器が苦手な高齢者向けにサービスを提供してるのが、エイジテックのスタートアップ「チカク」。梶原健司社長は「テレビを使って高齢者と家族をつなぐサービス」と説明。「ちかく」は端末にカメラと通信用のSIMカードを内蔵し、HDMIケーブルでテレビにつなぐだけで、遠距離でもスマホ経由で会話ができる。離れて暮らす子どものスマホには、親の睡眠時間など日々のデータをグラフで提供。起床が確認できない場合は通知も届く。緊急時には子どもからカメラをつないで安否確認ができる。週に3回の訪問看護を受けている一人暮らしの女性は、離れて住む娘が「ちかく」のテレビ電話で参加する。東京の立川市など一部費用を助成する自治体も増えてきている。サービスを開発した梶原社長はアップルジャパンの出身。日本のエイジテック業界は国際的にも優位な立場にあると考えている。


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