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夏の高校野球、決勝戦は史上初めて延長タイブレークに。これを京都国際高校が制し初優勝。この大会、番組が注目したのはベスト8に進出した滋賀学園高校のアルプススタンド。そこに曲ごとにキレキレのダンスをする応援団。3年生の応援団長・荒井浩志くんが目立っていた。するとメディアがこぞってとりあげ、こちらの新聞ではエースよりも大きく報じられた。SNSでも踊ってみた動画が拡散。グラウンドで戦わない選手たちが大きな注目を浴びることに。特に団長の荒井君はかなり有名になり、想像を絶するほどの人気者になった。甲子園大会が終わっても人気は衰えず、地元保育園からのオファーで応援ダンスを披露。荒井君はオープンキャンパスでも学校の顔に。その人気ぶりに野球部のエース・脇本耀士くんは驚きを隠せない。毎年卒業式では3年間で一番活躍した生徒に校長から賞が贈られるというが、特別賞を考えてもいいと校長は話す。
この夏、番組は地方大会で敗れた高校にも注目した。それは校歌がレゲエ風の和歌山南陵高校。実はことし7月学校を取材したときは、存続の危機に陥っていた。体育館の天井には穴が開き、床には大量の鳩の糞。生徒が暮らす寮も水漏れ。教職員への給与不払いなどで県から指導が入り、2023年からは生徒募集ができなくなっていた。ということで生徒は3年生18人のみ。野球部もたった10人。校長の涙から5か月。大きな変化があったというので再び訪ねた。