モーサテ モーサテアンリ塾
ANRI・佐俣アンリ代表パートナーの解説。ANRIは総額750億円以上のファンドを運用して280社以上に投資。スタートアップを育てるためのコミュニティーを運営。スタートアップは挑戦のフォーマット。難しいテーマに一直線で解を出す。優秀メンバーで行うのがスタートアップの定義。人に投資をする。若い人は変化が大きいのでそこに懸けて投資することが多い。成長するのは圧倒的に大きくすることに意味がある。AirbnbやUberもプラットフォームにして1万台が動く1万人が寝泊まりするからスタートアップ化する。モノの桁を考えるのは大事。「15年で100倍になるテーマを見つける」。
川口儀浩さんは21歳の時に起業。ITスキルを競う「Lスポーツ」を開発。質問:事業の規模を大きくするコツ。坂俣アンリ氏は「オリンピック種目にするまでやるかどうか」とする。オリンピックの方向性はより多くの人が共感されるかどうか。スポーツの定義が体を動かす以外も増えてくる。過去に新しく種目にすることをやった人はいるはず。「このルートがある」ということが分かればあとは全部タスク化できる。「登る山を決めてタスクに分解する」。坂俣アンリ氏は著書で「「頑張る」と「成長」は違う」としている。起業家の成長は何かがうまくいって人が増えたり事業機微が大きくなって混乱している。混乱していることを乗り越えて深呼吸した時に成長に気づく。スタートアップにおける起業家の残酷なところ。苦しい下積み時代が長いから花開くということはない。劇的な事業変化に一生懸命ついていこうとした起業家だけが成長という果実を得られる。「劇的な変化だけが起業家を成長させる」。
この国で重要な事態は人口が減る。何をやればいいのか。ストレートに解決するスタートアップの方法でやれたらいい。今投資している会社の紹介。自動運転のEVを作る会社「Turing」は創業時から投資をしている。自動車産業のそれを支えるサプライヤーの中で雇用や国力をキープできている。負けるムーブメントはルールが変わること。これがEVと自動運転。この流れの中で伸びてきたのが「テスラ」と中国の「BYD」。「Tring」は極端に優秀な若い人たちだけで自動運転EVをつくることに挑戦する。研究者やエンジニアが集まってスタートした会社。AIなどの分野で瀬愛トップのエンジニアが大量に集まった会社。「EX−Fushion」はレーザー核融合の研究開発。海水から取れたものでエネルギーを生める。原発よりも廃棄物の危険度は低い。この国の未来をよくするか悪くしないかは大事なテーマ。1つの会社を大成功させるよりいろいろな人が挑戦していくスタート地点を応援していくことの方が得意。日本への投資をして大成功して日本で済む人が幸せに暮らすためのお金として還流できると一番ハッピー。「日本がハッピーになる投資の還流」。テレ東BIZでは拡大版を配信中。来週26日に放送する予定の3時限目ではアンリさんから情熱のトリセツを学ぶ。