午後LIVE ニュースーン (ニュース)
能登半島地震の発生からきょうで半年。今も石川県内では2000人以上が避難所での暮らしを余儀なくされている。石川県ではこれまでに281人が亡くなったことが確認され、3人が行方不明になっている。亡くなった人のうち52人は災害関連死で、先週の審査会で新たに認定の答申が出された人を加えると亡くなった人は299人なる見通し。石川県内では今も2086人が避難所に身を寄せている。地震による住宅被害は石川県内だけで8万4594棟に上っている。このうち、全半壊した建物の解体撤去を自治体が費用を負担して行う公費解体への申請は2万865棟出されているが、工事が完了したのは僅か4%にとどまっている。ふるさとを離れる人も増えている。特に被害が大きかった奥能登地域では1月から5月までの間に2510人が転出。人口は5.4%減少した。仮設住宅はきのうまでに5006戸完成。県が必要と見積もる7割を超えた。輪島市では子どもたちが被害が少なかった3つの学校に集まって授業を受けている。