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石破総理大臣は今月14日に日本を出発して最初に南米ペルーの首都リマを訪れ、APEC(アジア太平洋経済協力会議)の首脳会議に出席した。そして個別の首脳会談も相次いで行い、中国の習近平国家主席との日中首脳会談では建設的で安定的な両国関係を構築していく方向性を確認したうえで意見の相違がある中でも会談を重ねていくことで一致した。また米国のバイデン大統領や韓国のユンソンニョル大統領ともそれぞれ個別に会談したほか、日米韓3か国の首脳会談も行い連携を確認した。続いて訪れたブラジルリオデジャネイロではG20サミット(主要20か国)の首脳会議に出席しロシアによるウクライナ侵攻を非難したうえで北朝鮮との軍事協力の進展に深刻な懸念を表明した。さらに世界で地震や台風などの大規模な自然災害が頻発しているとして、日本の防災対策の取り組みを各国と共有し被害の減少につなげたいと呼びかけた。石破総理大臣は日本時間のきょう午前7時半ごろ政府専用機でブラジルを出発し帰国の途に就いた。あす午前、帰国する予定。