モーサテ チャイナエコノミー
GDP減速 目標達成のカギは?上海の菅野さん&東洋証券の奥山さんと中継。上海総合指数&香港ハンセン指数の値動きを伝えた。4-6月のGDP成長率は去年比↑4.7%、上半期は↑5.0%。製造好調も消費主導型経済にならず。通年5%到達は黄色信号。奥山さんは「景気の底上げには消費動向がカギになりますが不動産市場が依然として低迷する中、市民の財布の紐はかたく節約志向も広がっている。年後半には大統領選挙を控え、アメリカの対中強硬姿勢のさらなる強化も予想されています。景気・経済の下押し懸念がくすぶっている」などと話した。買い替え政策に息切れも、下期の要はコト消費。自動車に暗雲、下期は設備近代化に期待。奥山さんは「中国では国家政策のもと特に製造業での設備等しが進み、上半期の設備関連購入額は17.3%プラスでした。製造現場でのオートメーション化の取り組みがロボット需要を後押し。下期にもこの分野に大きく期待が持てる」などと話した。