去年いちばん売れた美容本「キレイはこれでつくれます」の著者・MEGUMI。10年かけて1000種類の美容を試した中で本当に良いと思った物を集めた一冊となっている。MEGUMIのように40代頃から美容を切り替えることに関心が集まっている。大手化粧品メーカーでも40代のメイクの見直しを提唱している。さらに白髪ぼかしハイライトも人気だという。

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MEGUMIキレイはこれでつくれますダイヤモンド社

今日は40代からのメイク＆ヘアについて紹介していく。

ヘアメイクアップアーティストの齋藤有希子さんは、大手化粧品メーカーで菅野美穂などの広告メイクを担当。齋藤さんは大人の見直しメイクの達人。40代以降はツヤと透明感を感じる肌を目指したいという。

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菅野美穂

40代以降は下地を主役に量を使う。齋藤さんおおすすめはラベンダーで黄ぐすみを消してくれる。顔全体にまんべんなく塗り、目の周りに重ね付けする。ファンデーションのおすすめはリキッドタイプで、顔の中心だけ塗るぐらいの気持ちで塗っていく。まず黒目の下から塗り、毛穴に合うようくるくる回す。最後に額や側面は指に残った分で塗るだけ。パウダーはＴゾーンなどテカりやすい場所だけ。

コンシーラーを使う場合は隠しすぎないのがポイント。全体に塗ると崩れやすくのっぺりして老け見えするので、すべてのメイクが終わったあとに、気になるところだけつける。

年令を重ねていくと顔が下るゆるむ印象が増えていく。そのため眉毛は穏やかに上昇させる。白目の終わりの延長線上の眉山を眉頭より少し高い位置にすると上昇眉にすることができる。眉尻を眉頭より下げないのがポイント。またビューラーを使ってまつげをアップさせ、ボリュームは増やさず、形をキープするだけ。下瞼にもアイシャドウを入れると華やかになる。

皮膚科医の小柳先生が登場。40代からは顔の筋肉の体操を取り入れてほしいという。40代からは顔の骨の収縮が始まるという研究報告がある。姿勢を正し、顔お植えに向け、顎の下に指を当てて舌を出す。

40代以降になると乾燥を感じる人はいるが、スキンケアを見直すだけで潤いは戻る。化粧水の量はそのままに、乳液を油分の多いクリームに変えると潤う。オールインワンは便利だが、化粧水と乳液は分けたほうが調節しやすい。

白髪が出始めた人に注目されているのが白髪ぼかしハイライト。ハイライトの色を入れてしれ画を馴染ませる。様々な色が入るので時間が経っても白髪が目立ちづらい。産後、白髪がが気になるようになった高いさんがハイライトに挑戦。白髪の気になる部分を伝え、ハイライトを入れる幅を決める。白髪に馴染む基本の色を選び、好きな色を合わせる。

白髪ぼかしハイライトは3ヶ月ほどは髪がのびても目立たない。美容ジャーナリストで毛髪診断士の伊熊さんが登場。白髪ぼかしハイライトは染めた後のケアをしっかりするのがポイント。また出始めた白髪を家でケアできる商品もある。ヘアカラートリートメントの場合は主に白髪だけに色が乗るので、自然にぼかせる。また1日だけ色をつけられるリタッチコスメもある。

伊熊さんと小柳先生が質問に答える。「年を取ったらお高めの化粧品が良いの？」という質問は「肌に合っていれば良い」、「おすすめのシャンプーとリンスを知りたい」は「白髪・うねり・薄毛の悩みが出たらスカルプ用を」。