- 出演者
- 廣瀬雄大 鈴木奈穂子 博多大吉(博多華丸・大吉) 博多華丸(博多華丸・大吉) 駒村多恵 服部百音 妹島和世
オープニングの挨拶の後、朝ドラ受けをした。
- キーワード
- あんぱんまん
ゲストは建築家・妹島和世さん。金沢21世紀美術館などで知られる。光の降り注ぐ回廊あんどが設置されている。ことし完成したあなぶきアリーナ香川も妹島さんの設計。30年前に建築家・西沢立衛とSANAAというユニットを立ち上げ活動し、プリツカー賞などを受賞してきた。ルーブル美術館ランス別館の設計は120組のコンペを勝ち抜いた。番組では視聴者からのお便りを募集中。これから暑さ対策するとしたら?という質問に、風が足元から通り土を残しておくと答え、日本の昔からの住まいにヒントがあるのではとした。
SANAAは15年前にプリツカー賞を受賞した。妹島さんの建築の持ち味が出ているのがあなぶきアリーナ香川。サザンオールスターズがこけら落とし公演をした。瀬戸内海と街をつなぐ場所にしたいしプロムナードなどと一緒になってみんなの場所になったらと考えて設計した。内装を番組カメラで撮影させてもらい放送した。スタジオではカンタンな模型を用意し、妹島さんが解説した。地形とのすり合わせが行われ、風を抜くための工夫など建築だけが先行しないように作られた。通り抜けも意識されていて、アリーナレベルで3つの建物が下でつながっている。
SANAAは西沢立衛と2人で活動するユニット。西沢の事務所、妹島さん自身の事務所、SANAAの事務所の3つがある。妹島さんが上京した40年前はユニットが珍しかったが、今の若い人はユニットでやっている人も多い。プロジェクトチームの話し合いの様子を映像で見せてもらった。自然と海外の人と日本人の半々くらい、男女比も半々くらいになっているそう。
妹島さんは1956年、茨城・日立市生まれ。母が購読していた雑誌に載っていたスカイハウスに衝撃を受けて、大学になって建築に触れて熱が入った。伊東豊雄さんの事務所に入り、30歳で独立した。かつては伊東さんへの尊敬から伊東さんならどう考えるかを気にしすぎてうまく会話ができない時期もあった。当時、学校を出て事務所か大きな組織に入るのが一般的だった。再春館製薬所の女子寮に入って仕事をもらったことが転機になり、展覧会などにも声をかけてもらって活動が広がった。
SANAAは台中市の公共建築を手掛けた。美術館と図書館が併設された8つの棟から構成された文化施設。公園で散歩中の人が気軽に立ち寄れるような軽やかな雰囲気を目指した。建設工事に入ってから急きょ大きな窓を壁に開けようと思いついた。美術館、図書館はいろいろなところでつながって融合している。スタッフがみんな若くみんなポジティブで、意見を出し合って打ち合わせを行ったという。
アメリカの関税措置をめぐり、赤澤経済再生相は訪問先のワシントンでラトニック商務長官とともに、ここで赤澤大臣が取材に応じる。大統領令が署名されるに至り、8月7日に遡って上乗せなしとなった。既存の関税率が15%以上の品目には課されず、15%未満の品目は既存の関税率を含め15%が課される。5500億ドルの投資、融資保証を提供することは変更なし。また、文書を必要としていたのは米側で日本側は必要としていないとし、日本側として大統領令を求めたと説明した。
大統領令に関する日本側の受け止めについて解説。赤澤経済再生相は「日米間の合意の着実な実施として歓迎する」と述べた。政府としては、訪米最大の狙いだった自動車などの関税引き下げに確約を得ることができた形。同時に、米側から求められた投資は7月の日米合意に沿った内容で、総合的に成果を得たと評価した。結果として従来より関税が上がったことに変わりはなく、国内経済への影響は避けられない。
- キーワード
- 赤澤亮正
高校1年の息子が高専の建築家に通っていて、この年で見ておいた方がいい建造物や参考になる本などのアドバイスを求められ、妹島さんは街に出て自分が面白いと思う建物を探すのがいいと答え、建築の歴史の本は頑張って読むのも面白いと助言した。日立駅の設計に関しても視聴者からの反響が大きかった。
- キーワード
- あさイチ ホームページ日立駅
岡山・犬島を取材。周囲3.6キロの小さな島。明治時代には銅の精錬業で栄えていた。今は住民が40人ほど。もっとたくさんの人に魅力を感じて欲しいと、15年前から犬島「家プロジェクト」を始めた。人が住まなくなった家屋をリノベーションしたり作り変えたりしてアート作品を紹介している。名和晃平さんの作品などが展示されている。
- キーワード
- 名和晃平犬島犬島「家プロジェクト」
妹島さんは家プロジェクトに関わるまでリノベーションをやったことがなかったが、嶌田からなるべくそこにあるものを使うことを意識し、前のものを組み合わせたら次の20~30年経ったら誰かが同じ様にやると気づいて面白くなったそう。
服部百音さんは音楽一家に育った。数々の国際コンクールでグランプリを獲得するなど国内外で活躍している。
- キーワード
- 服部百音
服部百音さんが「ファリャ:スペイン舞曲第1番」を演奏した。
- キーワード
- ファリャ:スペイン舞曲第1番
服部百音さんは尺があったからスペイン舞曲を選んでしまったと話して笑いを誘った。帰国中の服部さんはいま、服部さんは時差ボケだという。服部さんは5歳でバイオリンを始めたが、5歳だと遅いほうだという。バレエが好きだったが挫折してバイオリンを始めた。音楽一家で生まれ育った。父・服部隆之さんは朝ドラ「ブギウギ」の曲を担当し、曽祖父・服部良一さんは「東京ブギウギ」を生み出した。父・隆之さんからのお手紙を鈴木アナは読み上げた。最近、自身でコンサートを企画して行うようになった。2日にはサントリーホールで演奏した。本日、譜面をめくっているのが服部さんの母だという。
服部百音さんが「ブラームス:FAEソナタよりスケルツォ」を演奏した。
- キーワード
- FAEソナタヨハネス・ブラームス
視聴者からのお便りを紹介。服部さんは時間と空間さえあれば練習する。スポーツの世界で言うオーバートレーニング症候群のようなシステマチックになったものが入っていないため、練習のしすぎで神経を麻痺させることもあるそう。
マンゴーは世界に500種類ほどあると言われ、そのうち3つを紹介。アーウィン、チョウサ、キーツの3種類。パパイアはソロ、サンライズ・ソロ。ドラゴンフルーツはホワイト種類とレッド種を用意した。マンゴー、パパイヤ、ドラゴンフルーツの鉢もスタジオに用意した。タネから育てると実がなるまで10年かかる。そこで、今回はアボカドの実に観葉を紹介する。アボカドのタネのうす皮をとり、きれいに洗ってタネはとがったほうを上に植える。タネは半分以上土に埋めるのがコツ。2年もすれば立派な観葉植物になるが、実がなるのは10年かかる。実を収穫したい場合は苗木を買うのがおすすめ。
視聴者からのお便りを紹介。イラストも多く寄せられた。楽しみはなにかと質問があり、妹島さんは建築を考えることは好きだと答えた。また、勝負飯を聞かれ、でんぷんが好きだが今は何でも美味しいと感じるようになり、その土地の名物を食べるということで、先日はわんこそばを食べたという。