- 出演者
- 石原さとみ
今夜のトリセツショーは命を守る健康スペシャル。1つ目は足のトリセツで転倒予防の足の力をみるみつUPする技など放送内容を伝えた。
オープニング映像。
畿央大学 瓜谷大輔准教授は足の握力が健康に与える影響を研究。転倒した人は転倒した人に比べ約20％足の握力が低く、若い世代でも将来転倒するリスクが高くなる可能性はあると指摘する。転倒経験のある渡辺は足の握力を計測、50代女性の標準値8.9キロを下回る6.3キロだった。
人間工学を専門とする千葉大学 下村義弘教授が開発した筋活動を測ることが出来るセンサーで足の握力がどういった時に働いているか実験。でこぼこ道を歩くときに足の指が積極的に地面を掴んでいることがわかった。足の握力が強いと地面を掴んで踏ん張ることができ、さらに歩行スピードが約10％アップする。
足指を動かす長母趾屈筋や長趾屈筋などは太ももなどの大きな筋肉に比べ小さい。足指をグーパーする”グーパー運動”で足指を動かす筋肉にアプローチ、意識しながら動かすことで脳からの信号が増加し足の握力を強く発揮できるようになり、筋力アップが期待できる。この体操の効果を伝えた所、放送後、トラック運送業の企業から従業員に紹介したいなどのお便りが届き、専門家監修の体操をリニューアルして伝えた。足指をゆっくりとじて広げるのを毎日15回以上行う。曲がらなければ手で押さえてもOK、開かなければ足指の間に手指を入れる。寝る前やお風呂でやるのもオススメ。慣れてきたら小さいものを掴んで移動させるなどゲーム性を取り入れるのも良い。上級者向けとしては親指とそれ以外を交互にあげる体操となる。注意点として痛みなどがあったら無理せず中止することと伝えた。1ヶ月後体操を行った会社員8人全員足の握力がUPしていた。
- キーワード
- 松山市（愛媛）
フレイルとは加齢などによる心身の衰えのことを指し予防することが健康長寿のカギとなるとされ対策などが行われている。フレイルは健康と要介護の中間の状態で10年後に要介護になる確率が2.7倍になるとされている。東京大学の飯島勝矢教授によると生活習慣などを見直すと健康に戻ることも可能。
仁淀川町の人口56％は65歳以上であるが教室では多くの人が体操を行っていた。メンバーの一人である片岡賢一郎さんは92歳も参加している。運動は1日3時間、週に2日を3か月をやり、片岡さんも歩くスピードがアップしたという。運動について楽しく嫌になったことはないと話す。続けられる秘訣として目標を描き、自分のフレイル度合いを知ると紹介。ここで指輪っかテストとイレブン・チェックによるフレイルセルフチェックを実施。輪っかテストは座って利き足ではない足を出して、ひざのアック度を90°にして親指と人さし指で輪っかを作り、足の裏の床につけたまま前かがみになってふくらはぎの一番大きい部分に当て、ちょうど囲める場合は筋肉量は十分、隙間ができると少ない可能性がある。イレブンチェックはHPからダウンロードが可能ではい・いいえで右側にまるがついた数によって危険度が変わる。
そして最後に続けられる秘訣が仲間の存在で先輩が測定方法などを教え、食事もみんなで食べる。フレイルは身体面、精神・心理面、社会性の3つがあり、人と関わることで心身に良い影響を与えると考えられている。仁淀川町ではのプログラムでは最高齢97歳、160人が参加し6割が通い続けている。
山田実教授と共に考えられたフレイル対策エクササイズを行う。エクササイズは毎日15分n2か月間を続けてもらい。2ヶ月後、全てのテスト項目で能力がアップしていたのが確認できた。詳しいエクササイズ方法は番組HPまたInstagramまで。注意事項としてキャスターのない安定した椅子を準備、床を片付け、滑りにくい環境でなど伝えた。
エンディング映像。
次回予告を伝えた。