- 出演者
- 天野ひろゆき 塚原愛 小林涼子
今回のゲストは俳優の小林涼子さん。連続テレビ小説「虎に翼」で主人公の先輩を演じている。10年ほど前から新潟県の棚田で稲作の手伝いをしていて、会社を設立してビルの屋上で循環型の農園も運営しているという。
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- 新潟県連続テレビ小説 虎に翼
今回のテーマは「紅茶」。 日本各地で生産されている絶品紅茶を紹介する。番組後半では本場イギリスで最高賞を獲得した世界一の生産者が登場。国内の紅茶生産者は2013年からの10年で倍増した。
2013年にスタジオにも来てくれた紅茶の会代表の藤原一輝さんは国産紅茶ブームの仕掛け人。47都道府県すべての地域で紅茶が作られるようになり、生産者が増えたことに驚いていると語った。最近は若い生産者が増えているという。紅茶は製造方法が異なるだけで緑茶と同じ茶葉を使用することから、緑茶の生産者が紅茶も作り始めた事例が多い。紅茶ができるまでの工程を映像で紹介した。萎凋→揉捻→発酵→乾燥の4工程を行う。
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- 鳥取県
スタジオで国産紅茶を試飲した。やぶきたの紅茶(鳥取・大山町)、いちご紅茶(宮城・石巻市)、すだち紅茶(徳島県)、ウイスキーの樽で燻製した紅茶(静岡県)を飲んだ。
熊本県芦北町の紅茶生産者・梶原敏弘さん(63)は2022年にイギリスの紅茶品評会で最高賞を受賞。世界6か国で販売される大人気ブランドとなった。梶原さんの紅茶作りに密着した。使う茶葉は緑茶でおなじみの「やぶきた」。作業は4月下旬に行われた。まずは茶葉の水分を抜く「萎凋」を行う。専用の箱に茶葉を敷き詰め、下から風を送る。水分は抜きすぎてもダメだが、梶原さんは感覚でやっているという。ただ乾燥させると、乾燥の度合いにより発酵にムラが出て雑味につながる。優しい風を当ててじっくり乾燥させることで、葉の全体からムラなく水分を抜くことができるという。台湾で「水を抜く」ことを学んだ梶原さんは「乾燥」と「水を抜く」は概念が違うと語った。均一に乾くように茶葉をかき混ぜる作業が続く。茎を折り曲げてかたさを確認する。作業は深夜も続き、2時間おきに水の抜け具合を確認する。茶葉の状態によって風の強さを微調整する。「萎凋」を終えた茶葉の水分量は55パーセント。茶葉を機械で揉む「揉捻」を終えたら、味を大きく左右する「発酵」の工程。味を確かめながら3時間行う。発酵し過ぎると酸味が出てしまうという。
梶原敏弘さんが作った「よもぎ紅茶」をスタジオで試飲した。梶原さんは羊羹が合うと話していたので一緒に食べた。
鹿児島・枕崎市は紅茶作りに先進的に取り組んできた地域。茅野薫さん(83)は地元で誕生した紅茶品種「べにふうき」を栽培している。2013年に取材してから10年、茅野さんの農園は大きく変化していた。1億円を投じて緑茶用の大工場を建設。2人の息子は仕事を早期退職し、家族みんなで父を支えている。4月末に今年の紅茶作りが始まった。新茶の季節は孫も手伝いに来る。できあがった紅茶を飲んだ茅野さんは「うまい」と語った。
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- 枕崎市(鹿児島)
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