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- 洋輔 本仮屋ユイカ
今回のテーマは、小幅生地で作るボウカラーのブラウス。小幅生地とは、着物用の生地幅で作られた反物のこと。講師は、パタンナーの山口智美。
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小幅生地でボウカラーのブラウスを作る。山口のこだわり1つ目は、そで。中央布をつけることで、ラグランスリーブのように動きやすくなっている。こだわり2つ目は、えり。首に沿うようにカーブしているのがポイント。首元がすっきり見えるという。リボン結びは、1回結んでから、輪っかを2つ作り、上側の輪っかを下側の輪っかに結ぶ。輪っかを整えたら、完成。本仮屋はリボン結びに挑戦し、人生で一番かわいくできたなどと話した。
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山口のこだわり3つ目は、生地。山口は、産地に直接行って生地を買ったり、取り寄せたりしているという。作り手の顔が見えることで、生地に愛着が湧くという。兵庫県の播州織は、糸を染めてから生地を織り上げる。チェックなど柄物を得意とする。静岡県の遠州織は、コーデュロイなどを得意とする。コーデュロイは、カットして毛を立ち上がらせている。毛焼を行い、無駄な毛を燃やす。今回使った生地は、三重県の伊勢木綿。糸の撚りが甘く、洗うと撚りがほぐれてやわらかくなるという。
三重県の伊勢木綿は、丈夫で柔らかく、鮮やかなデザインが特徴。江戸時代はじめ、江戸で大流行したが、その後需要が減少し、現在では一社のみで生産している。弱撚糸と呼ばれる綿に近い糸が使われている。切れやすいため、織るのが難しく、一台の機械で1分間に約3cm、1日で一反、約13mしか織ることができない。工場には、明治時代から受け継がれてきた豊田式の自動織機が並び、今でも現役で稼働している。伊勢木綿で作ったストールを試着し、本仮屋は、肌当たりが良く、コットンなのに軽くて、気持ちがいいなどと話した。今回のブラウスのデザインについて、山口は、小さいパーツに分けたのは、小幅生地に合わせたのもあるし、少しずつ縫えるようにしたなどと話した。
ボウカラーのブラウスの作り方。まず、型紙に合わせて各パーツをカットする。縫い始める前に、えりと前見返し、カフスに接着芯を張り、前見返しの端にはロックミシンをかけて下準備をする。前身ごろと前見返しを中表に合わせて縫い合わせる。えりつけ止まりから見返しの裾まで縫う。縫い合わせたら、前端の上下の角を斜めにカットする。えりつけ止まりの縫い代に切り込みを入れる。縫い代をミシン目の際から、アイロンで前身ごろ側に折ったら、前見返しを前身ごろ裏面に返し、前端を整える。次に、後身ごろの中央を縫い合わせる。2枚の後ろ身ごろの後ろ中央を中表に縫い合わせたら、ロックミシンをかける。わき上身ごろとわき下身ごろも同様に縫い合わせる。ウエストを中表に縫い合わせて、ロックミシンをかける。前身ごろとわき身ごろを縫い合わせる。中表に合印を合わせ、まち針で留める。カーブ部分は、わき身ごろを上にして縫い合わせると、カーブが緩い部分から縫えて、縫いやすくなる。後ろ身ごろと後ろわき身ごろも同様に縫ったら、2つのわきを中表に縫い合わせて、ロックミシンをかける。すそ縫い代をアイロンで三つ折りにして、端にステッチをかけ、すその始末をしたら身ごろの完成。
スタジオで、本仮屋が市販の布で、ブラウスの柄合わせに挑戦。今回のブラウスは、チェック柄の生地を使っているため、配置次第で雰囲気を変えられる。最初に目が行く前身ごろの中央部分に置く柄から決める。本仮屋は、メインにはグレーの柄を置くことを決めた。前身ごろに合わせて、後ろ身ごろの中央部分の柄も決める。そでの中央布にも、グレーを選んだ。中央布があることで、前後が多少ずれても、柄が気にならない。わきと前身ごろを分けて、柄を合わせていないこともポイントで、縦のパーツが強調され、細見えするという。わき身ごろをネイビーなどの濃色にすると、細見え効果がアップする。デザインが完成し、型紙に合わせて裁断した。
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小幅生地で作る ボウカラーのブラウス作り方・後半を紹介。前そでと後ろそでのそで下を中表に縫い合わせロックミシンをかける。そで下を身ごろのそでぐりに中表に縫い合わせロックミシン、そで中央布の前側を前そでに後ろ側を後ろそでに中表で縫い合わせる。そで口側タックをたたんで縫い代を仮留めしてらカフスを縫い付ける。えりは後ろ中央を中表に縫い合わせる。表えりは付け止まりから先の縫い代をアイロンで裏面に折り、裏えりはつけ側全体を裏面に折って中表に合わせ付け側を残して縫い、両角の縫い代を斜めにカット、えり外周りのカーブ縫い代に3か所程度切り込みを入れて身ごろえりぐりにえりを中表に縫い合わせえり周りにステッチをかける。ボタンホールを作りつけたら完成。
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本仮屋さんがデザインして裁断したブラウスを紹介、「平面が先生たちのおかげでピン打ったらこんな立派なお洋服に変身して。柄もイメージした以上によかったです」などと話した。山口先生は「デザインを遊んで頂いてブラウス作りを楽しんでいただきたい」とした。
ボウカラーのブラウスの作り方はテキストにも掲載されている。
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