2026年5月27日放送 11:05 - 11:30 NHK総合

すてきにハンドメイド
小さなくまのぷっくり刺しゅう

出演者
洋輔 渡辺満里奈 
(オープニング)
今回は

本日は、入園・入学を迎えるお子さんにぴったりの小さなくまのぷっくり刺しゅうを紹介。ゲストは渡辺満里奈。作品を紹介してくれるのは刺しゅう・小箱作家の佐藤ちひろさん。

(すてきにハンドメイド)
小さなくまのぷっくり刺しゅう 刺しゅう・小箱作家 佐藤ちひろ

刺しゅう・小箱作家の佐藤ちひろさんは、昆虫、魚といった生き物などをきめ細かなテクニックで表現している。大学時代にデンマークの手工芸学校に留学。そこで出会った伝統の白いと刺しゅうHEDEBOと、刺しゅうが施された小箱・エスカに魅了された。エスカは厚紙でベースとなる箱を組み立て周りに製本用のクロスを貼り刺しゅうをあしらったもの。スタジオで佐藤さんの作品のエスカを紹介。作品の要になるのはデンマークの刺しゅうに使われているボタンホール・ステッチ。HEDEBOのボタンホール・ステッチは布端や糸目をすくってできるループを再びすくうことで結び目が出来るステッチ。HEDEBOは白いリネンの糸と布を使い様々な技法やステッチで作る繊細な刺しゅう。今回のくまの刺しゅうはHEDEBOのボタンホール・ステッチの特性を活かしたもの。

キーワード
スカルス手工芸学校
小さなくまのぷっくり刺しゅう 作り方

最初は布に図案を写す。布と図案の間に複写紙を挟み鉄筆で点を打ちながらくまの顔・外枠をなぞる。外枠が消えないように上からシャープペンシルでなぞる。フランス刺しゅう針に70cmほどの茶色の糸2本を通したら顔の内側で3目ほど返し縫いする。顔の輪郭はアウトライン・ステッチで0.2cmの針目で半分刺し戻って次の目を刺す。最後の目は1目めに半目重ねる。輪郭は合計約32目になるように指す。次にアウトライン・ステッチの1目めの外側のきわに針を出したら、今回の要であるボタンホール・ステッチを刺していく。まずクロス・ステッチ針に糸を入れ替え。アウトライン・ステッチの1目めを後ろからすくい、糸を引き切らずできたループを再び後ろからすくい真上に引く。1周めは増やし目が必要なので、カーブの緩いところで4分の1周ごとに1目増やす。アウトライン・ステッチ1目にボタンホール・ステッチ1目を刺したあと、同じアウトラインステッチの目にもう1目刺したら増やし目の出来上がり。2周めが終わったら糸替え。後ほど顔に化繊綿を詰められるように糸の余裕を作っておく。3周めからは減らし目をしてドーム型にしていく。減らし目にする時は1目とばして次の目をひろってボタンホール・ステッチ。減らし目をした時は特に隙間が出来ないようにしっかりと糸を引く。6周したら顔の輪郭に沿って小さく丸めた化繊綿を8個ほど詰める。詰め終えたら針を刺しゅうの内側に入れ緩く引き、裏面で返し縫いをして糸始末。続いて鼻先。アイボリーの糸に換えて裏面で返し縫いしたあと表に出す。同様の手順で減らし目をしながら鼻先を作っていく。ここで更に化繊綿を6個ほど詰める。顔が固くなりすぎないよう注意。減らし目をして6周めまで刺し終えたら針を鼻先の中心から入れて裏面で緩く引く。最後に返し縫いをしたら鼻先の完成。糸は切らずに両目と鼻の頭をくぼませる。

小さなくまのぷっくり刺しゅう ボタンホール・ステッチに挑戦

6本どりの糸でボタンホール・ステッチを練習。渡辺満里奈が拡大鏡を使って挑戦。細かい刺しゅうはルーペなどを使うと良い。

小さなくまのぷっくり刺しゅう 作り方

続いて耳を作っていく。茶色の糸2本をフランス刺しゅう針に通したら、まずは左の耳。裏面で糸止めしたあと顔の輪郭の際で左耳の左端に針を出しアウトライン・ステッチを4目刺す。その後1目めの際に針を出して糸を引く。ここで針をクロス・ステッチ針に変え、アウトライン・ステッチの目を1目ずつすくい、ボタンホール・ステッチを4目刺す。4目まで刺し終えたらまきかがって戻る。最後に作った4目めはすくわず1目めの糸まで3目めから3回後ろからすくって巻きかがってもどる。2段目は3目ボタンホール・ステッチを刺したあと2目巻きかがって戻る。3段目は2目ボンタホール・ステッチを刺したあと2段目と1段目の右端の糸を下に巻きかがり、最後に右側の際に針を入れたらフランス刺しゅう針で返し縫い。糸は切らずそのまま右の耳の左端に針を出し同様に作る。これで耳の出来上がり。続いて目・鼻・口をつくるこげ茶色の糸でくぼませた目の位置に針を出し玉留め。針を少し上に入れ、返し縫いをしたあともう片方の目も同様に。そのまま鼻の位置に針を出す。鼻の側面、鼻下、口の順でストレート・ステッチを刺す。次にリボンの刺しゅうを 付けていく。刺しゅう用リボンを顔の左下のきわに出す。裏面にリボンの端を2cmほど残し右側に針を入れる。少し緩めにしてリボンを引きすぎないように。先ほどの0.2cm右側に針を出して際に刺したら小さなループを作る。ループをもう1つ作ったら裏面の顔の輪郭の内側で残った刺しゅう糸でリボンを縫ってほどけないようにする。続いてチャームの仕立て。布をカットしたらくるみボタンの大きさに合わせて表面に貼る。2本どりで布の端をぐし縫い。ボタンの裏面にノリを塗ったら布の裏中央にあてて糸を引く。表面・側面にしわができないよう布を指先でしっかり押して貼る。ボタン側面に接着剤を付けたら飾りリボンをぐるりと付けて、ストラップ用リボンの両端を裏面に貼る。最後にボタンの裏面全体に接着剤を塗りフェルトを貼って両面からしっかり抑え1日置いたら完成。

小さなくまのぷっくり刺しゅう ブローチの仕立てに挑戦

スタジオではリボンを蝶ネクタイにアレンジしたブローチの仕立てに挑戦。中心より約0.2cm左に針を出す。2つのループの中央を下から上に向かって刺し、結び目の部分を作る。最後にブローチピンをつけたフェルトを貼ったら完成。

小さなくまのぷっくり刺しゅう 楽しみ方いろいろ♪

他にもナスカンを付けたアレンジやピンバッジ、ヘアゴム、マグネットなどに応用するのもかわいい。

テキスト

今回の作り方はテキストでも紹介。

キーワード
NHKテキスト電子版NHK出版すてきにハンドメイド
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