- 出演者
- 古谷敏郎
オープニング映像。
関東甲信越の気象情報を伝えた。
南房総市立白浜中学校は生徒数の減少で55年の歴史に幕を閉じる。全校生徒は49名で在校生は13km離れた隣町の中学校に移る。2年生の小川さんは最後の生徒会長である。父親も白浜中の卒業生である。記憶をTシャツに灯台のイラストとして残す。灯台は白浜町のシンボル野島崎灯台である。先輩たちにも閉校を見届けてほしいと小川さんたちは地域へ挨拶に向かった。
閉校1か月前に生徒会ではこれまで支えてくれた全ての人達に何ができるか話し合った。決まったのは未成年の主張である。主張の企画に手を上げたのは野球部主将渕辺さんである。小川さんがデザインした灯台のTシャツを着て在校生全員が最後の時を迎える。渕辺さんはスピーチを行った。閉校式の夜、灯台の麓に生徒が集い地域の人達のプレゼントの花火が贈られた。生徒たちは4月から隣町の千倉中と統合して新たにできる南房総中学校でスタートする。
今村リポーターと県立浦和高校出身で「ひるどき!さいたま~ず」に出演しているストレッチーズが和紙の街として知られる埼玉県小川町を訪れた。埼玉郷土かるたにも小川和紙の読み札があったという。水が豊富だったことから1300年前から和紙作りが始まった。最高品質の和紙は細川紙としてユネスコ無形文化遺産に登録されている。原料となるこうぞはクワ科の植物。蒸したこうぞはお芋のような甘い香り。蒸して皮を柔らかくして温かいうちに剥いていく。皮の部分だけを利用する。いいこうぞを作るために初夏に出てくる新芽を間引く。こちらの店では不要とされていた新芽を乾燥させたハーブティーやこうぞガレットを販売し新たな地域ブランドを育てている。こうぞは天ぷらやスープ、アイスクリームにしても食べられる。皮を剥いた木は燻製チップに。和紙の原料は海外産のものが増えていてこうぞを大切にしていこうという背景もある。
神奈川県綾瀬市で今年2月に行われた「あやせ国際フェスティバル」では、日本人のダンサーが6つの国と地域のあそび歌を披露した。綾瀬市は人口8万人でうち4000人が外国人だという。あやせ国際フェスティバルは国際交流のために25年前から行われているとのこと。ダンスの振付を担当しているホナガヨウコさんは「歌や踊りから文化が見えるのが一番の魅力」などと話した。特にスリランカの遊び歌の振付に力を入れたという。スリランカのあそび歌「ピティ コタ コタ」は、ココナッツカレーの作り方を再現しているという。フェスティバル当日には多くの家族連れが集まり、子どもたちは音楽に合わせて踊りを真似していた。
明日の予告。