- 出演者
- 加藤紀子 宮崎由加 南波雅俊
大妻女子大学は1908年に裁縫・手芸の私塾として創設された。教育理念の柱に支えられているのは女性の自立。創設当時は女性の高等教育や社会進出が容易ではなかったという。その中で女性の自立を促していたが今の学生数は6586名。家政学部ライフデザイン科宮田安彦教授の研究室では2012年から地方を盛り上げる一環で自治体と連携しオリジナルカクテルを開発しレシピを公開し飲食店で販売した。日本の生活文化を勉強し衰退していく文化をいかに守っていくかを課題にして勉強しているという。若い女性男性の日本酒離れが甚だしく、日本酒が衰退すると和食文化も衰退してしまうためになんとか日本酒を復興したいという気持ちでご当地カクテルを開発し日本酒の振興や地方創生につなげるのが狙いだという。富山県魚津市の魚津酒造は1925年創業の老舗酒造。その日本酒を使用している。学生は魚津市の観光スポットをめぐり生産者を取材しながらカクテル作りのヒントに。
イベントまで75日、学生たちはカクテルの試飲を行いダメ出しなどを行っていた。さらに日本酒の専門家も同席しアドバイスをした。なみなみならぬ思いをもつのは舘森歩見さん。地元の富山を盛り上げたいという。そして試飲会がスタートし日本酒のプロからアドバイスをもらいながら試作を続けた。イベント当日には出展したのは世界中のウイスキーが200種も集まったイベント。たてもん祭りは魚津の夏の風物詩でユネスコ無形文化遺産に登録されている。夜空をしそ味のサワー提灯をキャンディーとグミで表現した。雨乞いの石として魚津で有名な蛇石を表現したカクテルはアイスの上にブルーベリージャムをのせて魚津の伝説を見た目でも楽しめる。他にも先程の蜃気楼を表現したカクテルにホタルイカや砂金などを表現したカクテルも。売上も校長でその後魚津市を表敬訪問した。
大妻女子大学の社会情報学部ではプロジェクションマッピングを学べる。今大妻女子大学が最も力を入れているというが来年4月にはデータサイエンス学部が新たにできるという。指導するのは堤江美子先生。WEBデザイナーやCG系の仕事につく学生などを排出しているという。毎年11月に開催される東京国際プロジェクションマッピングアワードに出品するが皆素人で、試行錯誤しながら作っていた。書類審査後、作品テーマを人生にし、その作業を進めていった。堤先生はグループで作成し助け合ったりすることで社会性を身に着けてほしいと考えている。こうして初めてのプロジェクションマッピングの作成は連日夜遅くまで続いた。大妻女子大学のプロジェクションマッピングが完成し、コンテスト当日にお披露目された。
大妻女子大学のプロジェクションマッピングが完成し、コンテスト当日にお披露目された。結果は入賞には届かず。学生は悔し涙を流すなどし、もっと頑張りたいと答えた。
ふるさとの未来の次回予告。
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