- 出演者
- 加藤紀子 宮崎由加 南波雅俊
公立はこだて未来大学は単科大学でシステム情報科学部がある。学生数は1052名。就職率が高く、通信業界に限るとNTT、KDDI、ソフトバンクの3大通信を含む9社への実就職率は1位。富士通に勤務する本多達也さんは、2015年に大学院を卒業し、フォーブスで30歳未満の重要人物に選出されたことも。現在オンテナという音を振動や光で感じるデバイスを開発している。大学時代に開発をスタートさせたという。大学のいいところは先生が多様で、デザイン、理論、メカなどの専門がいて、また先生との距離が近いのも魅力だという。その大学のパンフレットには先生がずらりと個性豊かに紹介されている。鈴木さんはその中でも個性的な先生は桜沢先生だと答えた。昨年12月25日に創立以来初めての出来事に、学生が立ち上げるスタートアップが誕生。そのベンチャー企業名はfunovo。大学内にあるという。
公立はこだて未来大学で初めて誕生した学生が運営する企業のfunovo。起業した三人に会社を案内してもらう。会社は大学内にあるという。未来大学内にあるスペースを5年間無料で貸してもらっている。昨年11月に起業し業績はまずまずだという。最初は門前払いだったが1社パートナーが見つかったという。その事業内容は建築業界のデジタル変革を行い、業務効率化よりは顧客の体験をよくしたり、従業員の働きやすさをよくしていく取り組みを行っているという。具体的には現在、カベレオンというサービスを提供しているという。部屋の壁紙をその場で張り替えることが出来、工務店や家を設計する人々がお客に対し完成予想図を作成する中でその場で画像を切り替えて選ぶ事ができるという。そのカベレオンを実際に見せてもらった。
学年も年齢もバラバラな三人がfunovoを起業した理由を聞く。元々は大学の課外活動のプロジェクトから始まって昇華して企業に至ったという。それは高度ICT演習という課外活動で部活動のうよなもので単位が取れるわけではないという。その中心で活躍していた3人が集まったという。鈴木さんは課外活動に参加する企業のメリットは情報系に長けた学生がいる中でその中でもスペシャルな学生の集まりであり、コンタクトがとれる。柔軟な学生の発想を企業も利用できるのがメリットだと答えた。次に将来について。松下さんはまだまだ3年生。腹をくくったというが、人生でこうした体験を今しかすることがないと思ったという。西さんや佐藤さんもやってみなければわからない、将来のためだと語った。
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佐藤さん、西さんらはfunovoをたちあげ、この会社を大きくしていくのが一番の恩返しだと答えた。松下さんは北海道を代表するIT企業になりたいと答えた。鈴木さんは学生のうちは失敗しても許されるという状況下でチャレンジでき、他の学生も見習ってチャレンジしてほしいと答えた。鈴木さんは起業すると聞いた時は学生がチャレンジすることはやってくれたらいいとは思っていたが、公立大学という縛りがあるのでそうした企業に大学として直接支援ができないという。場所をかしてあげることしか出来ないと語った。また学生なので失敗してもおおめに見てくれると答え、函館は得に若い人のチャレンジを応援してくれると答えた。最後の大学の未来には学生教員も含めてチャレンジしていってくれるような大学になってほしいと答えた。
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ふるさとの未来の次回予告。
エンディング映像。ロージークロニクルのへいらっしゃい!~ニッポンで会いましょう~ が流れた。
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