- 出演者
- 駒田健吾 加藤紀子 宮崎由加
カチャカが小型搬送ロボットで指示を出すと自ら動き出し、指定された棚とドッキングし運んできてくれる。モノを運ぶことを手伝う最新AI搭載ロボット。さらに会話も可能2023年にはグッドデザイン賞を受賞した。昨年には第11回ロボット大賞 総務大臣賞を受賞した。カチャカを開発したのは2021年創業のPreferred Robotics。また最先端のAI開発をすすめるPreferred Networks。数あるAI開発企業の中でも他をよせつけない技術をもち、多くの大企業が出資し、分社化して誕生したのがPreferred Robotics。CEOの磯部達さんは色々なロボットを提供しているがもともとはロボットアームと腕がついたロボットを開発し、家の片付けなどを行わせていたが、腕がつくと値段がつく上に、大きくなってしまう。ロボット自体は割りと同じ近いものが複数の市場に家庭や工場など上の棚だけ持っていけてロボット自体は共通にし、ロボット単体のコストを下げていくことにしたという。また、スマホの技術を活用し、そうしたものを上手く使ってぎゅっと押し込めたという。
カチャカには家庭用をアップグレードした企業向けのカチャカプロも存在。家庭用と同等サイズになり低コスト化に成功。レストランにある搬送用のロボットは1体につき数百万。カチャカは企業用も含めて100万円前後での導入が可能。本体の前後についているカメラで一を確認しているだけでなく、自動運転の車にも使用されているようなセンサーがいくつも搭載されているために周りにぶつかることもない。カチャカには多数ラインナップされた専用棚は全て1台で対応がOK。用途に合わせて使い方も変化できる。また他の場所を把握し自ら探すことも可能。家庭でも使えるようにスマホのアプリや簡単にセッティングできるようにコロナ禍では社員たちがロボットを家の中で動かし改善をしながら開発を進めたという。
カチャカは様々な企業でも活躍している。神奈川県横浜市にあるワタナベ歯科医院は広い敷地に3台のカチャカを導入している。歯科医師の渡部さんは人手不足になった時歯科治療の業務以外のやることが増えたが物を運んでくれる人がいるだけで違うのではないか?と考えた所カチャカにであったという。年中無休・緊急治療対応のためカチャカはなくてはならない存在に。宮城県仙台市の前田屋 仙台福室店では昼時になると満席になるがロボットの導入を検討した理由には人手不足。忙しさに耐えられなくなったという。食器を片付けるだけだったがそれが思いの他役に立ったという。
スタジオで実際にカチャカを実際に動かし物を搬送してもらった。磯部さんはその仕組に最初にこの部屋の地図を取って自分で経路を考えているという。またカチャカの名前の由来はドッキングする時にカチャッと音がするがそれがこのロボットの存在感だと感じたからだという。得に最近は工場で活躍し、重いものを持ち運んでくれるという。開発の中で1番大変だったのは小さくすることと、値段も下げようと安い物を使いながらソフトウェアで良い動きをするように作り込んでいくのが大変だったという。また1番やすいので24万円からAmazonでも購入ができるという。また家事なども普段の家事を楽しみながら改善していく使いこなし力がポイントになる商品だという。さらに磯部さんは展望にしっかりお客の声を聞きながら日本発のロボットを作って世の中に広めて行きたいと答えた。
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