2025年8月12日放送 19:30 - 20:42 NHK総合

へんてこ生物アカデミー

出演者
林修 岩井勇気(ハライチ) えいじ(インポッシブル) ひるちゃん(インポッシブル) 村重杏奈 
(へんてこ生物アカデミー)
人生に役立つ!“林語録”

人生に役立つ林語録を紹介。「追い詰められた場所こそ大きな飛躍がある」という羽生善治の言葉。

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羽生善治
ユニーク!へんてこだわり研究

神奈川県水産技術センター。周辺の海では海藻がなくなり、エサとする魚などが育たなくなっているという問題が起きていた。原因は海藻を食べるムラサキウニの大量発生。ムラサキウニを育てて食べられるようにできないかとウニの養殖の研究をしている。ウニの養殖はノウハウがほとんどなく、ウニの反応が薄すぎることが課題だった。とにかく色々与えてみた。カボチャ、エノキダケ、ニンジンなどを食べさせ、大好物がキャベツであることを発見。キャベツをたくさん食べたウニには実が詰まっていた。

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カボチャキャベツニンジンムラサキウニ神奈川県水産技術センター

大崎茂芳さんはクモの糸に魅せられ50年間研究してきた。クモの糸を集めるのはハンガーなどで作った装置。クモから直接糸を取り出し、その性質を調べるという研究手法は世界の研究者たちを驚かせた。大崎さんの本業はコラーゲン繊維などの研究でクモは趣味だったが、いつしか観察に没頭するようになった。大崎さんの新たな研究はクモの糸でバイオリンを作ること。

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クモコガネグモ奈良県立医科大学
異色の楽器 クモの糸バイオリン

大崎茂芳さんが作ったクモの糸バイオリンがスタジオに登場し演奏した。バイオリンの弦一本あたり1mの糸を約1万本たばねて作る。クモは糸を出しながら逃げるので逃げ道をつくってあげるのだという。

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クモ奈良県立医科大学
神の化身!?フンコロガシの秘密

ネフェルタリの墓に描かれたケプリ神はフンコロガシの顔が描かれている。フンコロガシの宝石があしられた胸飾りがなどパラオの宝飾品にはフンコロガシがいっぱい。フンコロガシが古代エジプトでケプリ神の化身とされていた。ケプリには再生という意味があり、フンコロガシは再生の象徴だという。ケプリは昼間の太陽の運行を司る神であり、フンコロガシがボールを作って転がす姿を太陽の化身に見立てた。フンコロガシの食料は動物のフン。 触覚でフンのにおいを感じ取ってフンに向かって飛び立つ。ボールを作って転がしはじめる。フンを独り占めするため。安全な場所に移動したフンコロガシは土の中に埋めてゆっくり食べる。

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ネフェルタリの墓フンコロガシ
日本にもいた!幻のフンコロガシ

日本にもフンコロガシがいる。滅多に見つからない幻のような存在だが、中村圭一さんが奈良で見つけた。中村さんが見つけたのはマメダルマコガネ、体長はわずか2ミリ。日本にいるフンコロガシはたった4種類だが、フンを転がさない糞虫は160種類以上もいる。糞虫の魅力は美しさ。中村さんは私財を投じて糞虫館まで作った。奈良公園には約1300頭のシカがいて1日の糞の量は1トン。糞虫は糞を崩しながら食べるので糞が分解されやすくなる。分解されたフンは土地にかえり、植物の栄養となる。フンコロガシは穴の中で12時間以上かけてゆっくり食べるという。

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シカフンコロガシマメダルマコガネ奈良公園奈良県
フンコロガシをちゃっかり利用!

フンコロガシをちゃっかり利用している生き物がいる。フンコロガシが運んでいるのはイネ目の植物。フンコロガシをだまして遠くまで運ばせることで生息範囲を広めようとしている。

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フンコロガシ
(エンディング)
エンディングトーク

村重杏奈はチョウとハチがワニの涙から塩分をとっているのが衝撃だったと話した。岩井勇気はサルパが衝撃、ひるちゃんはトラップ・ジョー・アントが印象に残ったなどと話した。

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サルパチョウトラップ・ジョー・アントハチワニ
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