- 出演者
- 木村拓也 宮司愛海 広瀬修一 矢澤剛 青井実 宮本真綾 浅倉美恩
昨日開かれた米の安定供給に関する関係閣僚会議で、石破首相事実上の減反政策にあたる生産調整から米の増産を進めていく考えを示した。人口減少などで米の需要は減るとの見通しだったが、去年は需要に対し生産が30万トンほど不足していた。政府の方針転換に花角英世新潟県知事は「安定供給のための増産は否定しないが、すぐに増産できるものではない」などと述べた。千葉・旭市の米農家の加瀬好基さんは「増産の方針は一定の評価はするべき」としつつ、農家の高齢化や後継者不足等で急な増産は難しいとの考えを示した。政府は今後米の増産に向けて農業経営の大規模化やスマート化を推進するなどして後押しするとともに、輸出の拡大も図っていくとしている。
宮崎・西都市で50cm以上のクジャクのような鳥が目撃された。謎の鳥は真っ白でフクロウのような低い鳴き声だったという。宮崎市フェニックス自然動物園の竹田正人園長は、ハッカンというキジの仲間で、野生では中国南部の比較的高い山地や森に住んでいると解説した。また外来種のため見つけた場合は捕獲して警察に届けてほしいとしている。
関東内陸の様々な場所でゲリラ雷雨が発生した。大雨の映像が流れた。石川県でも激しい雨が降った。水不足が指摘されていた地域では恵みの雨となったが気象庁は北陸地方に線状降水帯の予測情報を発表した。
原爆投下から今日で80年となる。平和公園の慰霊碑の前では夜明け前から多くの人が祈りを捧げていた。また式典の参列者は約5万5000人だった。被爆者の平均年齢は86.13歳となっている。式典では広島の小学生が「平和への誓い」を読み上げた。
酷暑で膨らんだペットボトルが爆発しケガをする事故が起きているという。東京都が公開した実験映像によると、炭酸飲料のペットボトルは高温で放置すると中の液体が漏れ出てしまうなどした。炭酸や糖分を含む飲料は容器内部の圧力が上昇しやすく爆発が起きやすいという。東京都は夏の車内にペットボトル飲料を放置しないよう呼びかけている。
東京スカイツリーからの中継映像を交えて気象情報を伝えた。
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もし空港の検疫で呼び止められたらどうするか。取材を進めると意外と検査官に食って掛かる人もいた。今回は空港検疫の実態について調べてみた。
海外からの持ち込み禁止品を調べてみると思わず驚く。機内食の持ち込みや、お菓子などの食品、オランダからのチューリップの球根など。そして今増えているのが高値が続く米。一方この女性、米の持ち込みOKだった理由は?海外からの持ち込み禁止品にはどんなものがあり、なぜ持ち込んでしまったのか調べてみた。
成田空港で動植物検疫をしらべてみた。ここでは動植物探知犬が持ち込み禁止品を嗅ぎ分け、疑わしい荷物は検査される。インドからの男性が持ち込んだのは大きなマンゴー。しかしインドからのマンゴーなど果物は持ち込み禁止、すべて焼却処分となった。
フィリピンからの女性、かばんの奥深くから出てきたのはフィリピンで人気のハムスプレッドとチキンスプレッド。加工された小さな肉が入っており持ち込み禁止。さらに豚の皮などを使ったスナックも見つかり、加工してあっても肉類は持ち込み禁止。女性はすべて放棄して入国した。
中国からの男性は袋に小分けされたフルーツを持ち込んでいた。ライチやサクランボ、中国のメロンなど果物は持ち込み禁止。植物の病気や害虫から日本の農作物を守るためとなっている。
羽田空港の検疫に韓国から大量の野菜を持ち込んだ女性がいた。夏の今が一番美味しいマクワウリや韓国のカボチャだがなんと持ち込みOK。この女性は韓国で調査証明書を取得しており、羽田で検査をした際病害虫の付着がなかったことから合格となった。野菜などは出発する国の検査証明書を取得し日本で検査に合格すればOK。
一方こちらは珍しいケース。カバンを開けるとフィリピンから持ち込んだ何かの葉のようなものが出てきた。こちらは生のバナナの葉で持ち込み禁止。しかし葉に包んでいたのは餅で、なんと中の餅はOK。そこで全部取り出しバナナの葉と分けることになった。
関西空港の検疫で大量の食品を持ち込んだのはバングラデシュからの男性。母の手作りクッキーは持ち込みOK、包の中も念入りにチェックし持ち込みOK。こちらは名物のマンゴーのシロップ漬け、こちらも持ち込みOK。しかしこちらの牛肉は持ち込み禁止、一緒に入っていた魚も肉に触れていたため持ち込み禁止となった。肉は海外の病原体が付着している可能性があり、肉に触れたものは全て持ち込み禁止となる。
エジプトからの女性はカバンの中から大量のレモン。しかし持ち込み禁止、すべて焼却処分となった。
ベトナムからの女性が珍しいフルーツを持ち込んだ。袋にたっぷりはいっているのはパラミツ。世界最大の果実で別名ジャックフルーツというが、納得いかない女性に対し検査官が持ってきたのは持ち込み禁止品リスト。すべて焼却処分となった。
アルミパックの容器を持ち込んだ男性。じつはこれは機内食で、生のフルーツや肉が入ったものは禁止。飛行機の中で出されたものでも禁止となる。機内食を持って降りるときは注意が必要。
今回の取材で多かったのが米だが、米は持ち込み禁止となる。韓国から米を持ってきた女性、カバンからなんと16kgも出てきた。しかし女性は韓国の検査証明書を持参していたため合格。
ベトナムからの男性が持ってきたのはバラの花束。彼女にプレゼントするために持ってきたが、検査官は「あげたい気持ちも分かるが置いていってください」などと説明。男性は購入する際持っていいていいか確認したというが、彼女を思う気持ちはきっと伝わるはず。