2026年9月4日放送 10:05 - 10:55 NHK総合

キャッチ!世界のトップニュース
続々登場!韓国・キンパの新メニュー

出演者
横川浩士 荒木さくら ジン・ヘヨン 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

オープニングトーク

出演者あいさつ。きょうは「@ソウル」のコーナーがある。

(ニュース)
土石流 行方不明者5000人超

ネパールと中国の国境付近で起きた大規模な土石流は、これまでに1300人近くが死亡し、5500人以上の行方が分からなくなっている。多くの作業員が行方不明となっている水力発電所では、生存者が残されている可能性が高いという話も伝えられていて、軍などが捜索を続けている。土石流から1週間、時間を追うごとに緊迫している。現場はヘリの着陸も困難。水と土砂が流れ込んだトンネルに無人機を飛ばして様子をみて、中に入る手段はゴムボートだけ。ネパールは気候変動が土石流の原因で、復興には8000億円以上かかるという。研究者はまだ、土石流の原因を特定していないが、ネパールは復興に向けた計画の策定と被害の実態把握を迫られている。

エルニーニョ現象 来年2月まで

この夏、世界各地で相次ぐ洪水や熱波などの一因になっていると指摘されているのが太平洋の赤道付近で発生しているエルニーニョ現象。WMO=世界気象機関は、さらに発達しながら来年2月まで続く見通しを明らかにし、世界各地で洪水や干ばつなどのリスクが高まる恐れがあるとして警戒を呼びかけている。太平洋の上空を3つの台風が同時に移動している。通常であれば乾燥した地域に洪水が引き起こされ、湿度の高い地域に干ばつと火災が引き起こされる。30年前のエルニーニョのときは重大な結果が引き起こされた。

“異常気象”でなくなる?

WMOが過去最大級の規模になる見通しだとした「エルニーニョ現象」。南米ペルー沖の赤道付近の海面水温が平年より高くなる現象。この現象が発生すると、世界各地で降水量や気温が大きく変化し、熱波や干ばつなど異常気象を引き起こすことが知られている。WMOによると、今年発生したエルニーニョ現象は年末にかけて発達のピークを迎えたうえで、来年2月まで続く見通しだという。

UNEP=国連環境計画は2日、“世界の平均気温の上昇が数年以内に産業革命前と比べて1.5℃を超える”とする報告書を発表した。温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」では、各国は世界の平均気温の上昇幅を産業革命前と比べて1.5℃に抑えるよう努力することを目標に掲げている。平均気温の上昇はすでにおととしに1.55℃を上回っているが、ある年に1.5℃を超えただけではパリ協定の目標を達成することができなくなったということを意味するわけではない。

パナマ運河 水不足で通航量削減

干ばつの影響で太平洋と大西洋を結ぶ海上輸送の要衝、中米のパナマ運河は水不足に陥っている。運河の管理当局は今月中旬にかけて、1日に通航できる船舶の数を減らすことを決め、世界的な物流への影響が懸念されている。世界の海上交交通路が今年は各地で困難に直面している。世界の原油供給の約5分の1がペルシャ湾周辺で足止めされ、航海ではイエメンのフーシ派が脅威となっている。遠く離れたパナマ運河でも1日の通航量が制限されているが、その原因は戦争でも武装勢力でもなく、水不足。エルニーニョ現象の影響で5月~8月までの降水量は過去の平均を30%以上下回った。これを受けて、1日に通航できる船の数が現在の36隻から今月中旬には32隻に引き下げられる。ホルムズ海峡やバーブルマンデブ海峡とは異なり、パナマ運河は複数の水門で水位を上下させる仕組みになっていて、海から入ってきた船は複数の水門を経て海抜26メートルの地点にあるガトゥン湖まで上がり、その後、水門で水位を下げながら反対側の海に出ていく。

米副大統領“戦争とは呼ばない”

アメリカのバンス副大統領は、ホワイトハウスで行われた記者会見で、イランとの攻撃の応酬について、「戦争は呼ばない」との認識を示した。戦闘集結に向けた見通しについては、「交渉は行われておらず、イラン側が船舶への攻撃をやめない限り交渉はしないだろう」として見通しがつくかどうかはイラン次第と主張した。

ウクライナ批判“国家的テロ行為”

ウクライナのゼレンスキー大統領は、無人機による攻撃で危険性が高まると主張し、各国の航空会社などに対してロシア上空の通過や空港への乗り入れをやめるよう事実上警告した。これについてロシアのプーチン大統領は、国家的テロ行為だと批判したうえで、今後の2国間の和平交渉の可能性を複雑にしていると述べ、牽制した。

ドイツの制裁にロシア対抗措置

ドイツ東部の空港で爆発物を搭載したドローンが見つかったことについて、ドイツ政府はロシアが関与していたと結論づけ、制裁としてロシアの文化施設などの閉鎖を明らかにしていた。これに対してロシアは、国内に3か所あるドイツの文化交流施設・ゲーテ・インスティトゥートを全て閉鎖することにした。

Bizキャッチ!
自動タクシー 英に続き仏でも実験へ

アメリカの配車サービス大手・Uberとイギリスのスタートアップ企業は首都・ロンドンで初めて自動運転タクシーの実験走行を行った。フランスでも実証実験が行われることになったと伝え、今後、ヨーロッパでも競争が激しくなる見込み。

世界に広がる 自動運転タクシー

自動運転タクシーはアメリカや中国の一部ですでに実用化されている。ロンドンで実証実験を初めた企業は、年内に東京都内で日産自動車の車両で試験運行を始めると発表している。

@ソウル
お宝を探しに! トンミョ市場

韓国の若者の間では、ビンテージ品への関心が高まっており、ソウルのトンミョ市場が話題となっている。1980年代後半からありとあらゆる中古品が持ち込まれる常設ののみの市として知られてきた。若者の間ではビンテージの聖地とよばれ、人気となっている。トンみょと言えば古着というイメージがあるが、公衆電話やフィルムカメラ、ラジカセなどの古い家電もあった。また、韓国の伝統工芸で作られたジュエリーボックスなども販売されていた。価格交渉をしてほしいものを安く買うのも楽しさだという。若者が古いものに関心を抱くのは、最近続いている物価高や、歩き回りながら自分の欲しいものを買う宝探し感があるのではないかと考える。

巻くだけで豊かに! 進化するキンパ

ソウル郊外のスウォンで開かれたキンパ祭りでは全国各地の様々なキンパを味わうことができる。自らを「キンパ・キュレーター」と呼ぶチョン・ダヒョンさんは5年前からキンパの食べ歩きをしていてこれまでに韓国各地800軒以上を訪れ、SNSを通じて紹介してきた。「作る人の考えや哲学がキンパに詰まっている気がする」とコメント。またチョンさんはミシュランで一つ星を獲得した有名シェフとコラボし、アワビのキンパなどワインと合うキンパを開発。ワインや果物もついて2人分12万ウォン(約1万4000円)の商品は贅沢で好評。チョンさんは今後地域の特産物を使ったキンパの開発を進め、今年11月に東京の渋谷やアメリカのユタ州でキンパのイベントを予定している。現在キンパは海外でも人気を集めており、冷凍キンパの輸出はアメリカやヨーロッパにも広がり、コメ加工食品の輸出額は今年上半期で7.9%上昇したとのこと。

(ニュース)
運動をけん引 スタイネム氏死去

1960年代からアメリカのフェミニズム運動をけん引してきた活動家のグロリア・スタイネムさんが 92歳で亡くなったとTVEが報じた。50年以上もの間スタイネム氏の眼鏡と声はアメリカのフェミニズムの象徴であり、女性の平等な権利を求めてデモ行進を行ったフェミニズム運動第2波の主人公の1人だった。ジャーナリストとしては、プレイボーイクラブに潜入し、女性の労働条件を告発。さらに自らが「社会運動」と定義した雑誌「Ms.」を創刊。中絶の権利、職場での男女平等、女性に対する暴力を公開討論のテーマにし、さらに女性の政治制度参加を促す団体を作った。自身も22歳に闇中絶を経験し、生殖に対する権利が大きなテーマとなり、2022年に連邦最高裁判所が中絶の権利を認める立場を覆すまでデモ活動は続いた。これらの活動により大統領自由勲章を受賞した。

アメリカ・ポルトガル 逆行の動き

アメリカのウィルソン牧師は「中絶と同性婚を禁止し、キリスト教的家父長制を理想として女性は夫に服従すべき。投票は1世帯1票として女性に投票権は不要」としている。またトランプ大統領が再選を果たし、ウィルソン牧師はワシントンの連邦議事堂あたりに新たな教会を開いた。現在のアメリカ政府はキリスト教福音派だらけで、ヘグセス国防長官もペンタゴンでの礼拝にウィルソン牧師を招きその教えに感謝した。ポルトガルのリタ・マティア議員は7月初の公的イベントを開き、保守派女性たちを集めて伝統的な家族と信仰を提唱し、中絶とフェミニズムに反対した。カロリン・リベイロ記者はポルトガルの極右政党シェーガの若手女性議員3名とその後ろ盾を察知。保守派で福音派と繋がるプリシラ・コスタ議員がイベントに参加していたとし、ポルトガルでの保守派女性の運動がボルソナーロ派の戦略を取り入れたとしている。保守派女性たちはシェーガとの繋がりを公に否定している。シェーガは社会民主党に次ぐ第2党となったが、支持者は忠実な男性有権者が大半。

中国のミサイル発射実験 批判

太平洋の島しょ国などで作る太平洋諸島フォーラムの首脳会議で、中国が7月に行ったミサイル発射実験についてオーストラリアなどは批判を強めるよう訴えた。首脳会議を終えたアルバニージー首相はオーストラリアが出資したパラオの太陽光パネルと蓄電池を視察した。中国が今年7月に弾道弾ミサイルの実験を行ったことについて、パラオのウィップス大統領は「パラオを危機に晒したくない。実験はパラオの感情を逆撫でしている」と批判した。いくつもの太平洋諸国はほとんど事前通告を行わず実験を行った中国を批判している。キリバスの大統領は中国のみを槍玉に挙げることは避け、「アメリカもキリバス付近のマーシャル諸島で実験を行っている。それならアメリカも批判したらどうか」と述べた。一方、アルバニージー首相は「アメリカと中国は大きく異なる。アメリカはマーシャル諸島に事前通告している」と反論している。まもなく発表される共同コミュニケでは全ての参加国の同意を得なければならない。今回の発射実験への姿勢は不透明な状況が続く太平洋地域での中国への対応を占う試金石となる。

キーワード
アンソニー・ノーマン・アルバニージーオーストラリア放送協会スランゲル・ウィップス・ジュニアパラオマーシャル諸島太平洋諸島フォーラム
土石流 行方不明者5000人超

ネパールと中国の国境付近で起きた大規模な土石流はこれまでに1300人近くが死亡し、5500人以上の行方がわからなくなっている。多くの作業員が行方不明となっている水力発電所では、生存者が残されている可能性が高いという話も伝えられていて、軍などが捜索を続けている。

経済情報

為替の値動きを伝えた。

伝統の気功 現代風に

中国・上海で伝統の気功が現代風にアレンジされ、若者などにも流行している。深い呼吸でゆっくり身体を動かすことで血流などを良くし、内蔵などの働きを促す効果があるという。

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