- 出演者
- 桑子真帆
(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
“老いるマンション” 維持費の高騰にどう備えるか
“老いるマンション” 維持費高騰への備え
マンション維持費は10年で約3割上昇している。修繕積立金が不足するマンションは5年前の時点で全体のおよそ35%。工事費用が高騰する今、状況はより深刻になっている。必要以上の費用を工事会社から不正に請求されたマンションもある。談合が行われるケースもあるという。
“老いるマンション” 狙われる住民の積立金/維持費高騰への対策は
悪質業者にだまされないためには専門家によるチェックや独自の見積もりが必要。理事長や理事が毎年全員入れ代わる・長期修繕計画を定期的に見直していない・工事はいつも管理会社の系列業者などのマンションには要注意という。
“老いるマンション” 第三者管理で運営一任
第三者管理とは外部の専門家などに運営の判断や決定を委ね管理者になってもらうこと。第三者管理を導入して後悔したというケースもあり、お金の使われ方が不透明になったと感じたこともあったという。
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“老いるマンション” 第三者管理の落とし穴
管理会社が管理者になると、利益相反の問題がある。発注者たる管理者と受注者たる管理会社が同一の会社になり、自分が自分に工事などを発注することができてしまう。必要以上のお金で高く発注することにより管理組合に必要以上のお金を出させることもできてしまうと危惧されている。
“老いるマンション” 維持管理で資産価値を
都内のマンションは住民が主体的な活動に取り組んでいる。マンションの管理状況を自治体が管理する管理計画認定制度は修繕工事・積立金の計画などを自治体がチェックする。固定資産税の減税・借入金利の優遇などのメリットがあるという。
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“老いるマンション” 維持管理で資産価値を/管理の責任は住民が
管理計画認定制度は住民が管理組合運営により積極的に関わっていくきっかけになるという。マンションは民間のものだが公的な側面もあるという今まさに時代の転換期となっている。