- 出演者
- 野上慎平 坪井直樹 角澤照治 依田司 林修 住田紗里 斎藤ちはる 佐藤ちひろ 森千晴 荒井理咲子 舩橋沙貴
就任から100日を迎えたアメリカのトランプ大統領が、強引な関税政策に世界から反発が強まる中、次々と態度を軟化させている。自動車関税を巡っては、負担軽減策を発表した。国内で完成車を製造するメーカーを対象に関税を一部相殺し2年間のみ支払う案。ベッセント財務長官は「選挙に入る前に貿易取引の枠組みを完成させたいと考えている」と話し、日本などのアジア諸国や同盟国が貿易交渉の合意に最も前向きだと説明した。カナダのカーニー首相は「トランプ大統領はアメリカが私たちを所有できるように私たちを壊そうとしています」と演説した。カナダでは総選挙が行われ、与党が勝利確実の情勢。きょう日本を出発の赤沢経済再生担当大臣は、アメリカとの2度目の交渉に臨む。交渉カードとして浮上しているのが、米トウモロコシと大豆の輸入拡大。農業ジャーナリスト・山田優氏は、「仮にアメリカからトウモロコシと大豆を新たに上乗せする形で日本市場に出てくると、日本国内で受給が緩和することによって当然価格が下がるということが想定される」と指摘する。消費できる家畜は限られ、トウモロコシをバイオエタノールに加工し日本へ輸入して活用するのが解決策の1つになるのではとしている。
就任100日を迎えたトランプ大統領が演説をするためにいまアメリカ・デトロイトの会場内に姿を見せた。多くの自動車産業の雇用が戻って来ると語り、自分の課税・関税政策のおかげだとした。どのような大統領と比べても、また、どのような政権と比べてもアメリカ史上最高の就任100日間の成果を成し遂げたと宣言した。
東南アジアを外遊中の石破総理はきのうフィリピンのマルコス大統領と首脳会談を行った。中国が海洋進出を強める中、安全保障分野の協力を強化することで一致し、トランプ関税についても意見を交わした。石破総理が冗談を言う場面もみられた。ACSAの交渉に入ることで合意し、軍事機密情報を交換できる協定の締結について議論を開始した。中国はトランプ関税をきっかけに、東南アジア諸国を取り込む動きを強化。習近平主席はベトナム、マレーシア、カンボジアを訪問し、アメリカの相互関税を「一方的ないじめ」と非難した。武藤経産大臣や江藤農水大臣らがはGW中にタイやインドネシアを訪問し、日本とASEAN諸国の団結訴えた。
コメの価格高騰でふるさと納税の返礼品としてコメを受け取る予定だった人がある選択を迫られ物議を醸している。埼玉・北葛飾郡のアグリパークゆめすぎとはコメを買い求める大勢の客で賑わっていた。吉備中央町のふるさと納税のコメの発送が滞っている。吉備中央町では農家からコメを買い取る際、代金に加え生産者に1万円の支援金を支給していたが、代金に支援金を含めると調達費が寄付額の48%になるため総務省が問題視し、町から納税者にキャンセルして確定申告し直すか返礼品を15キロから8キロに減らすか選ぶよう通達された。番組が取材した納税者の男性は、12口申し込み、毎月15キロを受け取れるよう指定したが、問題発覚後に選択を迫られている。ふるさと納税を返金した場合、昨年度に寄付金税額控除等を受けた人は修正申告が必要で追加納税の可能性もある。今年10月からふるさと納税のポイント付与が廃止される予定で、専門家はポイント廃止前の時期がお得に利用できる可能性があるとしている。
世界的にコーヒー豆が高騰し、喫茶店からは悲鳴の声が上がっている。ブラジルでは廃棄されるもので作られたフェイクコーヒーが出回る事態となっている。番組が取材した埼玉・八潮市の喫茶店では、午前11時までの注文でゆで卵・パンを無料で提供している。店側は、コーヒー豆の仕入れ値が2倍くらいになったと話し、28日から値上げしたと明かした。南米のコーヒー豆が干ばつなどで不作だったこと、需要が増えたことなどが原因。
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- 八潮市(埼玉)
JR京都駅から徒歩3分の場所にあるホテルでも例年以上の需要がある。大阪・関西万博の影響が大阪周辺の府県に広がっている。そんな中注目されているのが車中泊で、車中泊専用施設は1泊1台3850円から。
全国・関東の天気予報を伝えた。
笠間いなり寿司の特徴は?は碧:油揚げ使わない、赤:具は栗のみ、緑:具の種類が豊富という問題が出題された。
笠間いなり寿司の特徴は?は碧:油揚げ使わない、赤:具は栗のみ、緑:具の種類が豊富という問題が出題された。正解は緑:具の種類が豊富。
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- 笠間稲荷神社
エンタメ検定。きょうは、ポイント3倍で、ボーナスポイントもつく。多部未華子が出演するマクドナルドの新CMが公開された。問題は、インタビューで多部未華子が明かした意外な一面とは、「大食い」「鞄の中がごちゃごちゃ」「自転車に乗れない」のうちどれか。仲のいい人でなければ見られない一面だという。
エンタメ検定。問題は、インタビューで多部未華子が明かした意外な一面とは、「大食い」「鞄の中がごちゃごちゃ」「自転車に乗れない」のうちどれか。斎藤ちはるは、「鞄の中がごちゃごちゃ」を選んだ。多部未華子は、私をよく知っている人は、私の鞄の中身が整理されていないのは分かっている、整理整頓を頑張りたいなどと話した。正解は、「鞄の中がごちゃごちゃ」。多部未華子は、ことしこそ生まれ変わって片付けを頑張りたいと意気込んでいたという。
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- 多部未華子
きょうのテーマは、「スペインの巨匠ミロと日本とのつながり」。ミロの絵画は、日本の影響が大きいという。
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- ジョアン・ミロ
20世紀を代表するスペインの画家、ジョアン・ミロ。晩年に描いた「太陽の前の人物」は江戸時代に描かれた日本作品と深いつながりがあるという。東京都美術館では、ミロの大回顧展が開催中。日本では約60年ぶりの大規模回顧展だ。ミロは、スペインに生まれ、同郷のピカソなどとともに活躍した。常に新たな表現方法を追い求め、精力的に作品を生み出した20世紀で最も影響力のある芸術家のひとり。「太陽の前の人物」は、江戸時代の画僧・仙がいの作品から着想を得て描かれたという。仙がいの「◯△□」は、この世の存在すべてを3つの図形に代表させ、「大宇宙」を小画面に凝縮させたとも言われている。仙がいは、禅の世界観などを表現したのに対し、ミロは、それを理解して表現しようとしたわけではなく、作品から得たインスピレーションを自分の作品に昇華させているという。「シウラナの小径」は、歌川国虎の「近江八景」に似ていて、日本の要素が見えてくる作品。ミロは、いろいろなものを見て学び、自分の中に取り入れて、作品を進化させ続けたという。ミロは後年、復刻版を手に入れるほど近江八景を気に入っていたという。シウラナの小径の翌年に描かれた「ヤシの木のある家」は、また違う画風になっている。ミロは、人は山のように大きな塊みたいなものを求めて描くが、小さい葉や花なども美しく、日本人や古代の人だけがそこに気づいていると語っているという。1930年代の代表作「絵画(カタツムリ、女、花、星)」は、フランス語で「女」などと描かれている。ミロは、絵画と詩を融合させた絵画詩という試みをしていて、作品に文字などを書き込むようになった。東洋の書画が想起される芸術だ。これも、日本やアジアの芸術を共通しているところ。短い文章や単語に自然の要素が入ることが俳句に通じるものがあるという。ミロは、若い頃から俳句になじんでいたという。歌川広重の浮世絵では、絵と文字が別々になっているが、ミロの作品は文字が絵の一部になっている。ミロの作品には、日本の文化や精神性が込められていて、日本人が見てもどこか親しめるところがあるという。
スペインの巨匠、ミロについてトーク。荒井理咲子は「形や色がビビッドな部分があるので驚きました。精神性を知ると共感できるところがあってぐっと距離が縮まった」などとコメントした。ミロ展は東京都美術館で7月6日まで開催中。
今日はユネスコが定めた「国際ジャズ・デー」。ジャズの発祥地はアメリカ南部の港町、ニューオーリンズ。日本では横浜と神戸がジャズの街だとアピールしている。日本のジャズマンの間で流行ったとされるのが「ズージャ語」。米軍キャンプ等を営業でまわるジャズバンドマンの間で流行したということ。
問題「人の名前が由来の楽器は?」が出題された。青:ドラム、赤:サクソフォン、緑:生きた餌で釣れた
問題「人の名前が由来の楽器は?」が出題された。青:ドラム、赤:サクソフォン、緑:生きた餌で釣れた。楽器のピアノは弾き方で強弱を変えられることから「ピアノ・フォルテ」が短くなってできた名前。正解は赤のサクソフォン。フォンは音を意味し、発明したアドルフ・サックスの名前が付けられた。
トランプ大統領の演説はまだ続いている。赤沢経済再生担当大臣は今日渡米し、トランプ関税を巡る2回目の協議に臨む。