- 出演者
- 坪井直樹 角澤照治 依田司 林修 山本雪乃 紀真耶 山崎弘喜 住田紗里 斎藤ちはる 森千晴 荒井理咲子 舩橋沙貴 佐々木若葉
自民党・森山幹事長が参議院選挙大敗の要因を検証する総括委員会をあさって開催し結果をまとめ、来月2日の両院議員総会で報告する方針を明らかにした。石破総理への退陣要求が相次ぐ中、ANN世論調査では石破総理について「辞任すべきとは思わない」とした人が49%で、「思う」とした人の36%を上回った。自民・公明が参院選の公約として掲げた全国民への2万円現金給付について、公明党・西田幹事長は「来月も値上げ商品が相次ぐ。給付が重要であることは間違いない」とコメントした。来月も食料品1235品目で値上げ予定(帝国データバンク調べ)。物価高騰対策は急務だが、少数与党にとっては野党の協力が不可欠。立憲民主党・野田代表は「民意として否定された。どの政党も反対するだろう」と言及。国民民主党・玉木代表はガソリン減税は不透明としたうえで、給付案には否定的。
日本の出国税は1000円、2019年~航空チケット代に上乗せされるかたちで徴収されている。2024年度の出国税での税収は、訪日客が約3800万人と大幅に増えたことから、524.8億円と過去最高を更新。政府内では出国税の引き上げが検討されている。海外の出国税をみると、エジプトは3900円、オーストラリアは7000円、アメリカは3500円、韓国は800円、モルディブは座席により変えている。九州大学・田中俊徳准教授は「議論されている3000円ぐらいが妥当な金額」などと指摘する。各地でオーバーツーリムズが問題となるなか、宿泊税が少ない地域への配分が効果的だと話した。外国人だけ出国税を増額する案も出ているが、財務省からは「租税条約違反の恐れがある」と否定的な回答があった。
スーパーの米平均価格は5kg3804円、2週間連続の値上がり。小泉農水相は「一進一退で難しい状況。米の価格を安定させるためにももっと作りべき」と訴えた。「コメは買ったことがない」「売るほどある」と発言し事実上更迭された江藤拓前農水相は、農業構造転換推進委員長に就任することが分かった。現場からは種もみ不足の声があがっている。コメ農家に対し種もみ農家はかなり少ないため、コメを増産したくても対応できないという。種もみの販売には厳しい基準があり、コメ農家に転向する人が増える懸念もある。JA常陸・秋山代表は「種は(できるまでに)2年かかる」とコメントした。
電気代高騰への懸念から、自宅に太陽光発電を導入する家庭が増えている。太陽光発電協会によると、10kW未満の住宅用太陽光発電の導入件数は年々増加。自治体からの補助金制度が広がっていることも普及を後押ししている。自宅に太陽光発電を導入した千葉県内を取材。今年3月に太陽光パネル・蓄電池を導入し、夏の時期は晴れの日の午前中だけで発電量が100%になる。8月の電気代は去年と比べ2万円以上安くなったという。設置に伴う初期費用は約300万円、頭金で100万円を支払い自治体から14万円が補助金として支給される。残りの約190万円を5年ローンで返済する予定。初期費用がかかり天候に左右されるなどデメリットもあるが、太陽光発電協会・増川事務局長は「(炭素税が)制度化されると電気代がもっと高くなる。太陽光発電のメリットがもっと大きくなってくると思う」と指摘した。
人気のふるさと納税。ポータルサイト経由で更にポイントが貰えることもあるが、10月から制度改正でポイントが廃止になる。総務省はポータルサイトのポイント付与による競争が過熱していることなどをあげている。ポイントが貰えるのは9月末まで。SNSの声の紹介。駆け込みふるさと納税が増えている。ポータルサイトもお得なキャンペーンが増えている。ふるさと納税ガイド・飛田編集長は「楽天ふるさと納税であれば9月頭の楽天スーパーセール、さとふるでは抽選で最大寄付金額の1000%分のポイント還元がある」と話した。Amazonふるさと納税は最大15%ポイント還元だ。飛田編集長は「先行予約の米が大変人気。今月届くお米もある。多くの自治体が少しずつ値下げしている」と話した。他に寄付額見直し予定の返礼品で岐阜県大垣市「生餃子100個セット」、宮城・石巻市「訳あり銀鮭切り身」などおすすめ。飛田編集長は「期間限定で大阪府泉佐野市さんは9月末まで特別な返礼品としてボックスティッシュ60箱。他の自治体からするとかなりびっくりな返礼品が登場した。お宝返礼品みたいなものを見つけてみるのもおすすめ」と述べた。今後の差別化は「配送に力を入れるふるさと納税サイトが増えている。Amazonふるさと納税サイトが入ってきて最大翌日配送みたいなのを実現している」と解説した。
「ダ ルチアーノ」(東京・八王子)ではジェラートをいただくことができる。問題は「8月27日“ジェラートの日”その理由は?日本での発売日、イタリア首相来日記念、「ローマの休日」公開日」。今月はポイントを貯めるとLEDデスクライト、フライパンセット、「クレヨンしんちゃん」ぬいぐるみインドバージョンに応募できる。
「ダ ルチアーノ」(東京・八王子)でロドルフォというジェラートを紹介した。
秋田市と大分市の中継映像を背景に、気象情報を伝えた。秋田と北海道に土砂災害警戒情報と大雨洪水警報が発表されている。あす朝までの予想雨量は東北・関東甲信・東海・九州北部で100mm。東京は10日連続の猛暑日、ことし23日目となり、いずれも単独記録を更新。
秋田では土砂災害警戒情報、大雨洪水警報が発表されている。秋田市、大分市の中継映像ととも気象情報を伝えた。土砂災害警戒情報、大雨、洪水警報が北海道、秋田県にでている。
答えは「ローマの休日」公開日。「ダ ルチアーノ」(東京・八王子市)の中継映像とともに伝えた。
25日未明、ウーマンラッシュアワアー・村本大輔が夜の海で「カツオノエボシ」に刺され救急搬送された。黒潮生物研究所主任研究員・戸篠氏は「体は青くていかにもきれいだが、日本で見られるクラゲの中でもトップ3に入る危険なクラゲ。刺さらえると電気が走ったような強烈な痛みとともに、ミミズ腫れになり、やけどのような痕が残る」と解説。お盆を過ぎた今の時期に多く出現し、死んでいても毒針が残っていて危険。刺された場合は海水で洗い流し刺された場所をこすらない、素手で触らないことが大事だという。
故郷大分に移住して19年になる女優・財前直見にインタビュー。現在59歳の財前は実家で両親と共に暮らし5400坪の土地で農業に汗を流している。ご近所付き合いもスローライフの醍醐味、「お金使わなくても心の充実感はある」と語った。財前は18歳で芸能界デビューし、幅広いジャンルの役を演じた。19年前に長男を出産したことが大分に移住するきっかけになったという。大分での田舎暮らしの魅力を詰め込んだ著書「直見工房2 それからのこと」(宝島社)はあさって発売。母から受け継いだ生活の千恵とオリジナルレシピを掲載している
財前直見のマル秘暑さ対策は?。青・冷却スプレー、赤・ファン付きベスト、緑・頭にかぶる日傘。
財前直見のマル秘暑さ対策は?。正解は「緑・頭にかぶる日傘」。
ことし没後50年を迎える世界的版画家・棟方志功の母への敬意を込めた女性像と唯一無二の表現法に迫る。
版画家・棟方志功は代表作である観音菩薩を女性として捉えた女人観世音など仏教をテーマに独特の色使いや表現で描いた世界的版画家。没後50年の節目となることし、東京・駒場「日本民藝館」では所蔵作品を一挙公開する企画展「棟方志功展ll 敬愛のしるし」を9月15日まで開催中。学芸員・山澤千春さんが案内。油絵画家を目指す少年だったが、版画だけに限らず絵も書も嗜み独自の世界が生まれた。若い頃にゴッホ「ひまわり」に感銘を受け、日本のゴッホを目指したという。
棟方志功の作品は宗教的・精神的なテーマが多く、西洋絵画を超えたいという願いと日本独自の美を表現したいという想いがあり、菩薩・仏像・女性が多く描かれている。女性を題材にすることに強い想いがあったという。15人きょうだいの三男(第6子)で幼少期は貧しい暮らしをしていて、おばあちゃんが母親代わり。17歳の時に母と死別し、家計を支えるために奮闘した母親の姿が宗像の心に強く刻まれていた。女性を神秘的なものを感じていた。
板画に対する思いについて棟方志功は「板画自体が私に示してくれることへの招きがある。私の願いが板画になっていくことは前も今も変わりなくこの先も同じだと思う」などと述べていた。全身全霊をかけた志功の創作活動。独特な色彩は、裏彩色という手法が多く用いられている。版画の着色はバレンですることで色を転写させるが、裏彩色は色を染み込ませて着色する。裏から塗ることで偶然性が生まれるため同じものは2つとない。
棟方志功は絵と詩を融合させるという唯一無二の表現方法があった。志功が生涯の師を仰いでいた柳宗悦の詩から着想を得た作品もある。志功は詩歌や物語から得たイメージを板画で表現し独自の世界を形成した。思想家・柳宗悦は“民芸”という言葉の生みの親。柳は仏教の教えや物の美しさなどを棟方に教えていった。仏画の創作や裏彩色などは柳が勧めた。日本の魂を込めた作品を世界が認め国際的な賞を多数受賞するなど数多くの功績を残した。志功は柳との出会いで世界的芸術家になった。
紹介した「棟方志功展II 敬愛のしるし」は日本民藝館は9月15日まで開催中。