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オープニング映像。
首里城の漆職人森田哲也さんに密着。2019年に消失した首里城の再建工事が行われており、盛田さんは漆の塗装を担当し職長として30人以上の職人を取りまとめている。首里城の象徴とも言えるあかいろは「弁柄」と呼ばれる赤の塗料を入れた漆で樹液から取った天然の塗料となっている。そのため扱いが難しい塗料となっている。場所によっては異なるが完成までの工程は30近くになることもある。森田さんは首里城を塗るのは2回目で1回目は2006年から行われた大規模な塗り替え工事で当時は職人になりたてでいろはは首里城で習った。そして2019年に焼失し当時はよく理解できない感じで1ヶ月間くらいフワフワした感じだったと振り返る。
午後12時、お昼になり現場隣にある休憩所には漆職人だけではなく鳶職など関係者が集まる。森田さんのお昼は妻の手作り弁当でご飯やおかずがぎっしり入っている。奥様について、木工家で箸などは奥様お手製であるや首里城の塗り替え工事を一緒にやってその後一緒になったという。
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ヤマロク醤油の5代目である山本康夫さんに密着。作っているのは市場に1%しか出回らない木桶仕込みのしょうゆ。金属タンクで作るしょうゆだと3ヶ月ほどで発酵をするが、木桶では4年かけてじっくり作っている。山本さんは大学卒業後は食品メーカーに就職し全国を営業に回っていたという。しかし、こだわり商品を持っていくと高いと言われそういう所に売りたいとは思わず、逆にバイヤーに売ってくれと言わせたいと思って戻ってきて継いだという。冬のこの時期は1年で最も忙し仕込みの季節で朝5時30から準備体操をなどをしてから作業を行う。醤油麹をフォークリフトなどを使って運び、人力で桶に投入する。しぼりの作業は発酵を終えたもろみをゆっくりこしていく。そんな山本さんの悩みとして増産を考えたが木桶職人が激減しており木桶醤油を作れなくなるかもしれないということでそこで、自分で木桶を作ることにした。
そんな忙しい日々を支えるサラメシは蔵のそばに建つ一軒家で食べる。従業員の休憩場所として空き家を2年前に購入したという。そんな山本さんのサラメシは朝ご飯の残り物。朝ご飯を作って子どもたちが食べた残りを食べていると話した。
視聴者から届いたサラメシの写真を一挙に紹介した。
今年引退した「ドクターイエロー」の検測員お引退直前のランチに密着。乗務する日は朝8時には車両へ乗り込む。走行距離はおよそ東京駅から博多駅までの1100kmでそのうち東京駅から新大阪駅を担当する。通常の新幹線とほぼ同じ速度で走行しながら異常がないか検査・測定をしていく。田中さんは小さい頃から新幹線を見たり大学の時にアルバイトで新幹線に乗ったこともあり鉄道に関わる仕事に就職し、その後ドクターイエローの測定員となった。
サラメシは出発前の10時30分。測定中はモニターから目を離せないためこの時間にいつも食べる。田中さんの最後のサラメシはおにぎり弁当。いつもはコンビニのおにぎりのみであるがきょうはちょっと奮発したという。ちなみに乗務がない日は社員食堂の定食や自作弁当などを食べるという。そして新大阪駅に到着し最後の仕事を終えた。その日のよるはお疲れ様会を開いて食事を食べた。
エンディング映像。